「Zenly」サービス終了ツイートするも削除 位置情報共有アプリの今後

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   位置情報アプリ「Zenly(ゼンリー)」は、2022年9月1日にサービス終了を発表した。日本語版公式ツイッターアカウント「zenly japan」で告知した。ところが、このツイートがなぜか9月5日朝までに削除されている。

   フランスのZenly社が2015年に開発したアプリ。友人同士でリアルタイムの位置情報を共有したり、今までに訪れたことのある場所を記録したりでき、若者に人気だ。

  • 友人と位置情報共有できる「Zenly」
    友人と位置情報共有できる「Zenly」
  • 友人と位置情報共有できる「Zenly」

「#サービス終了突zenly」

   「zenly japan」は9月1日、Zenlyについて「親会社の事業の再構築と再集中化に伴い、数カ月後に提供を終了いたします」と投稿。末尾にはアプリ名と「突然」をかけて「#サービス終了突zenly」と、ジョークのようなハッシュタグを付けていた。

    公式が告知ツイートを削除する事態に、ユーザーからは「ツイート消したけどもしかして(Zenlyは)無くならない?」「ツイ消ししたけど(終了を)撤回したんか?」と、サービス継続を期待する反応が複数出ている。

   なおZenly社の親会社で、スマートフォン向けアプリ「Snapchat」などを手がける米「Snap」は8月31日(現地時間)、従業員の約20%を削減する計画を発表。同時に、Zenlyと、作曲アプリ「Voisey」の提供を終了する方針だと告知していた。

   J-CASTトレンドでは、終了告知ツイートを削除した理由についてZenly社に取材を申し込んでいる。回答があれば後日追記する。

(2022年9月7日19時24分追記)Zenlyが本当にサービスを終了するのか、また終了告知ツイートを削除した理由は何かを問い合わせたところ、9月6日、「Snap」のスポークスパーソンから次のような回答があった。

Snapはこの非常に厳しい経済状況に対処するため、チームの20%を解雇し、事業を再優先することを含め、懸命に取り組んでいます。これには、Zenlyの事業を縮小するためのプロセスの開始も含まれます。
我々はZenlyチームの努力に感謝するとともに、我々の出資継続が難しくなったことに対する失望を同じく感じています
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