2024年 5月 3日 (金)

オミクロン株のワクチンに違い 米国は「BA.5」対応、でも日本は...

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

スピード感を持って対応

   さらにもう一つ、このところ米国で話題になっているのが、新たな改良型ワクチンだ。

   時事通信によると、これは、コロナの従来株に加え、米国で流行するオミクロン株の派生型「BA.4」と「BA.5」をベースに改良したワクチン。米ファイザー社とモデルナ社が食品医薬品局(FDA)に2022年8月31日、緊急使用許可を提出し、米疾病対策センター(CDC)は9月1日、改良ワクチンの接種を推奨すると発表した。これを受けて、米国では今週から本格的に接種が始まる見通しだという。

   この「BA.4」と「BA.5」をベースに改良したワクチンの場合は、「BA.5」に対し、より強力な予防効果が期待できる、ということになる。

   日本で今月中旬から、オミクロン株の「BA.1」に対応したワクチンの接種が始まるが、米国では一歩進んだ形の「BA.5」対応ワクチン接種が、ほぼ同時進行する形になる。

   日テレNEWSによると、「BA.5」に対応する新しいワクチンについて、加藤厚労相は2日、対応を急ぐ考えを示した。「スピード感を持って提供できるように、まず我々としては必要数を確保していく、そういう体制をとっていきたい」と語ったという。

   4回目のワクチン接種は、9月中旬には従来型から「BA.1」対応型に移るが、その後さらに早い時期に「BA.5」対応型に変わる可能性もありそうだ。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中
カス丸

ジェイキャストのマスコットキャラクター

情報を活かす・問題を解き明かす・読者を動かすの3つの「かす」が由来。企業のPRやニュースの取材・編集を行っている。出張取材依頼、大歓迎!