少女漫画「ベルサイユのばら」（以下「ベルばら」）誕生50年を記念して、完全新作劇場アニメが制作される。2022年9月7日に発表された。漫画家・池田理代子さんの「ベルばら」は1974年、宝塚歌劇団が舞台化。その後79年にテレビアニメ化、実写映画化されるなど大きな人気を誇った名作少女漫画だ。ツイッター上では早くも期待の声とともに、配役を予想する投稿が多くあがっている。宝塚出身で声優経験もある2人「ベルばら」は、フランス革命の時代を舞台に男装の麗人「オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ」（以下、「オスカル」）や隣国・オーストリアから嫁いできた純真無垢な王妃「マリー・アントワネット」を中心に繰り広げられる、愛と人生の物語だ。宝塚歌劇団の人気演目の1つで、「ベルばらブーム」として社会現象をも巻き起こした。そのため、演じる声優に宝塚出身の女優を希望する声も...。男装の麗人「オスカル」には、特に注目が集まっている。宝塚出身で「オスカル」を演じ、声優としても活躍する女優がふたりいるためだ。まずは1993年に退団した女優・涼風真世さんだ。アニメ「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」では声優として主人公・緋村剣心を演じたことから、適役と考える人が多いようだ。また、2019に退団し、声優としても活躍中の女優・七海ひろきさんを推す人も多い。一方、声優で名前が挙がったのは少年の声を演じることに定評のある人たち。「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ役で知られる緒方恵美さんや、「イナズマイレブンGO」の神童拓人役、「薔薇王の葬列」でリチャード役を演じた斎賀みつきさんだ。「マリー・アントワネット」には、声優・早見沙織さんを予想する人がいた。透明感のある声が特徴的で、幼い少女から成人女性まで幅広い役をこなし、代表作も多い。人気アニメ「SPY×FAMILY」のヨル・フォージャー役や、「鬼滅の刃」の胡蝶しのぶ役で活躍中だ。
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