2024年 4月 26日 (金)

生活習慣見直したはずが突如の血便 便秘の対策どこを間違ったの

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【連載】お腹トラブル天国と地獄 ~運命の選択~

   40代女性の陽子さんは、10代から便秘体質。社会人になってからは、デスクワークが中心でさらに悪化し、定期的に刺激性下剤を使って排便しています。

   ある日、雑誌を読んでいたら「刺激性下剤は危険!」という記事を発見。下剤への依存リスクを考えて、服用をやめるために生活改善をすることにしました。食事内容や生活習慣を見直しながら頑張っていたある日、立っていられないほどの腹痛と血便に襲われてしまいます。

  • 下剤をやめようと行動したのに、何が悪かったの?
    下剤をやめようと行動したのに、何が悪かったの?
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下剤を使わずに自力で

   陽子さんは生活改善の一環で、白米を玄米に変え、ブロッコリーやきのこ類など食物繊維が豊富な野菜を選んで食べるようにしました。便意がなくてもトイレに座る習慣をつけ、便意があるときは、強めにいきんで下剤を使わずに自力で排便していました。

   ある休日の朝、あまり便意はなかったものの、時間の余裕があったので長めにトイレで踏ん張って見ることにします。簡単には出せませんでしたが、なんとか自力での排便に成功。うんちを出せたことに満足して、上機嫌です。

   ところが少し経つと、突然お腹に違和感が。痛みはなかったため、特に気にとめず家事などをしながら過ごしていましたが、だんだんと違和感が腹痛に変わってきます。すぐに激痛となり、立っているのがやっとの状態になってしまいました。特に、左の脇腹部分の痛みが激しく、すぐにトイレへ。複数回の下痢のあと、便器をのぞくと血便が出ています。

   「これはただ事ではない」と、急いで病院へ。検査の結果、1週間の入院となりました。入院中は、絶食生活に......。体調は回復したものの、もう2度とこんな思いはしたくありません。いったい、日常生活の何が悪かったのか――。

   健康的なトイレライフを送るために、陽子さんが今後の生活で選ぶべきなのは「玄米やきのこ類といった食事をやめる」、「踏ん張らずに下剤を活用する」のうちどちらでしょうか。

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