【連載:未来のスターがやってきた】若手アーティストを熱く応援する音楽バラエティーラジオ番組「DJNobby'sTokyoLIVE!!」のメインパーソナリティー、DJNobbyさんによる新連載。全国放送の同番組に出演した「近未来のトップアーティスト」の素顔を紹介します!明日にも人気沸騰する逸材が登場するかも...?DJNobbyです。第29回のゲストは、新潟出身のギター弾き語りシンガーソングライター、久保琴音さん。今回からは以前と違うスタジオでの収録となり、私もコーディネーターのぴんくさんもソワソワ。それにつられて久保さんも若干緊張気味の表情で収録がスタートしました。数年「インテリア」のまま久保さんがギターに初めて触ったきっかけは、意外にも「アコースティックギターをインテリアとして買った」こと。小学生の頃に家族と行った中古品店でギターを見つけ、「これが部屋にあったらいいな」と感じて両親に懇願。そのギターは非常に高額だったため、ご両親は初心者用のギターセットを買ってくれたそうです。買ってもらった当初はただギターを部屋に飾っていただけで、演奏することはなかったようです。ただ、そこから3年ほど経ち、ギターについてきた教本を初めて見て、「どうやらこれは、音が鳴る物らしい」と理解。小学校中学年の頃に初めてギターを触ってみたところ、弦が固く、音を上手く出せなかったため、「いいや、どうせ眺めたかっただけだし」とギターがインテリアに逆戻り。そこから3年は、再びギターに触れることはありませんでした。ところが中学生になったある日、転機が訪れました。幼なじみが、「琴音んち、ギターあるんだよ!弾けるんだって!」と、学校で噂を広め始めたのです。カッコをつけたかった久保さんも「もちろん弾けるよ!」と応えたことから、久保さんとギターの距離がグッと縮まります。ただ、どこから始めていいかがわかりませんでした。そこで、音楽好きの両親に「これ(ギター)弾いてる人いるかな?」と聞いてみたところ、初心者でも弾きやすい曲をいくつか教えてもらうことができました。「これ弾けたら、カッコいいな」。そう感じたのはスピッツの「チェリー」。練習を始めてみると、徐々にギターの面白さにハマっていった久保さん。「コードを5~6個覚えたら色んな曲を弾けるって気付いて、そこからはもうズブズブでしたね」このように、ギターが大好きになった当時を振り返ってくれました。今の音楽性からは意外なルーツ音楽のルーツについて聞くと「兄の影響で、ビンテージメタルやパンクなどをよく聞いていて、今でも影響を受けていると思います」とのお答え。落ち着いたメロディで一つ一つの言葉をじっくりと紡ぎ出す今の音楽性からは少し意外性のあるジャンルですが、久保さん自身が弾くギターと歌声、これまでの音楽遍歴が組み合わさって生み出されるサウンドは、まさに唯一無二です。ぜひ一度お聴きください!......久保さん独特の「人付き合いスタイル」の話題など、その後のお話は、ぜひアーカイブ本編で!
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