花粉症対策を始めるタイミング、64.6%が飛散の直前~症状の発症後 「内側ケア」にも注目を

バランスのよい食事、十分な睡眠、適度な運動を

   こうした状況について、東京慈恵会医科大学の越智小枝氏(東京慈恵会医科大学 臨床検査医学講座 講座担当教授)は、調査結果のリリースに寄せたコメントの中で、

「冬から春に向けての季節は、日光不足によるビタミンD不足をはじめ、多くの栄養素が不足しやすい時期です。これは春先までの体調やコンディションに影響を与え得る可能性があるため、食事では魚やきのこ類などに含まれるビタミンDをはじめ、さまざまな栄養素を組み合わせたメニューを取り入れることが1つの方法です」

と説明する。また、今回の調査から「メカニズムを知りながらも『外側ケア』に偏る対策の実態」が浮き彫りになったと指摘した。越智氏は「マスクや眼鏡などで外から防ぐだけでなく、バランスのよい食事、十分な睡眠、適度な運動といった内側の視点も、季節の変わり目を健やかに過ごすうえで重要です」という。そのうえで、次のようにアドバイスを送っている。

「食事や生活リズムによるコンディション調整は日々の積み重ねで整っていくものが多いため、早めの対策が、季節の変化への備えにつながります。『もう飛散が始まったから』と諦める必要はありません。今からでも『内側のケア』をプラスし、春に向けた準備を進めましょう」

   調査は2026年2月9~10日にインターネットで行われ、全国の花粉症の自覚症状がある20代~60代の男女1000人を対象とした。

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