総合空調機メーカーのボッシュホームコンフォートジャパン(東京都港区)は、2026年4月3日、20代~60代の男女500人を対象とした「エアコン試運転と二季化の影響に関する意識調査」の結果を発表した。
ボッシュホームコンフォートジャパンは、日立ルームエアコン「白くまくん」を開発・製造している。4月10日の「エアコン試運転の日」に合わせて、エアコンに対する生活者の意識と「正しい試運転」の認知状況などを調べることを目的に、今回の調査を実施した。
「いつも通り使えると思うから」「面倒くさいから」
調査では、エアコンの試運転について実施状況を聞いた。全体では、「している」は44.0%にとどまり、「しない」が43.6%、「試運転を知らない」が12.4%という結果となった。
年代別では60代の実施率が55.0%と最も高く、40代は33.0%で最も低かった。
また、正しい試運転の方法についても「知らない」が52.5%となり、認知も十分とは言えない状況が浮かび上がった。
試運転をしない理由としては、「いつも通り使えると思うから」が29.8%で最多、特に40代では36.5%と高かった。次いで「面倒くさいから」が28.0%となった。
冷房開始時期、最多は6月、夏は1日平均10.82時間稼働
昨年の冷房使用開始時期は「6月」が38.4%で最多。さらに、夏の1日あたりの平均使用時間は「10.82時間」と、長時間稼働の実態が明らかになった。
こうした使用状況を踏まえ、ボッシュホームコンフォートジャパンは、「シーズン中に突如故障するリスクを最小限に抑えるためには、本格稼働前に試運転を行うことが、家計(修理・買い替え費用)と快適性の両面を考える上でも重要では」と指摘している。
現在抑えたい固定費を聞いたところ、トップは「電気代」で70.0%にのぼり、2位の「ガス代」の45.8%を大きく引き離した。特に60代では83.0%が電気代の削減を意識している結果となった。
また、春と秋が短くなる「二季化」の影響については、「電気代が高騰しやすい」が68.0%で、家での困りごととしては最も多かった。なかでも40代以降では7割を超え、60代では82.0%と高水準に達している。
加えて「エアコンの劣化・故障リスク増加」も27.8%にのぼり、長時間使用による機器トラブルへの懸念も広がっているようだ。
調査は2026年3月13~16日にインターネットで行われ、20代~60代の男女、計500人を対象とした。