バルザックも愛した「幻のコーヒー」 数量限定で販売予約開始


UCC 「UCC ブルボンポワントゥ(豆)100g」

   UCC上島コーヒーは2008年6月5日、「幻のコーヒー」と呼ばれる「ブルボンポワントゥ」をパッケージングした「UCC ブルボンポワントゥ(豆)100g」の予約を開始した。

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   ブルボンポワントゥは、18世紀初頭にフランス領ブルボン島(元レユニオン島)で発見されたコーヒー。類まれな香りと甘みのある風味で知られ、文豪バルザックやルイ15世などに愛されてきた。その後、19世紀にサイクロンで多くの樹が失われたのと、島の主要農作物がサトウキビに移り変わっていったのが原因で、徐々に生産数が減少。1942年に出荷されたのを最後に「幻のコーヒー」と呼ばれるようになってしまった。

   UCCは1999年に「ブルボンポワントゥ再生プロジェクト」を開始。レユニオン島内で発見された約30本の原木を育てあげ、製品化に成功した。2007年に日本へ初出荷された際には、予約受付開始日に申し込みが殺到したとのことだ。今回の出荷は2回目となる。

   1パック100gで、価格は7350円。2000セット限定の完全予約販売で、UCC直営15店舗とボワシエショップ大丸東京店、UCCホームページで受け付けている。

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