「肥後象嵌」の技 筆記具に生きる


伝統の重みを感じさせる

   プラチナ萬年筆は伝統工芸「肥後象嵌」を施した筆記具「純金・肥後象嵌ダブル3アクション」を2008年12月1日に発売する。

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   「肥後象嵌」は約400年の歴史を持つ熊本の伝統工芸で、重厚な作風が武家に愛され、刀装金具などに用いられていたという。

   プラチナ萬年筆は1969年にこの「肥後象嵌」を施した万年筆を発売。すでに販売は終了しているが、

「デジタル化が進む時代だからこそ、手作業でつくられる伝統工芸の良さをお伝えしたい」

との想いから、発売から40周年を迎える09年を前に、特別モデル「純金・肥後象嵌ダブル3アクション」として「復刻」させた。

   今回は万年筆ではなく、回転させることで、シャープペン(0.5mm)とボールペン(黒・赤)の機能を使い分けられる多機能筆記具。

   艶消し黒クロームメッキで仕上げた梨地のボディーに、熊本の老舗「象嵌光助」の手による純金(24K)で飾られた象嵌リングのコントラストが美しく、高級感あふれる逸品に仕上がっている。

   象嵌リングの模様はサクラとイチョウの2種類から選ぶことができ、専用の桐箱パッケージ付き。

   価格は2万1000円。

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