【LA発】夏休みが終わり新学期シーズンへ 驚いた!次々に学校から寄付依頼

   ながーいながーい夏休みがやっと終わりました。6月中旬から9月の第1月曜日のレイバーデーごろまでお休み。親にしてみれば「この夏休み中、子どもたちをどうすごさせるか?」は頭の痛いところ。市や私立の学校、いろんな機関がサマーキャンプを提供してくれるので選択肢は多いものの、けっこういいお値段がします。安くていいプログラムを探してはママ友と情報交換していました。

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夏の流行り物はJumba Juice、Yogurtland、Flip Flap


家庭でジャンバジュースの味を堪能!

   8月終わりになってやっと暑くなりましたが、全体的に涼しい夏でした。これまで暑い日は「Jumba Juiceに行こう(以前紹介)」だったのですが、なんと! ジャンバ・ジュースを家で作れる冷凍パックが売り出されていて、わが家では大活躍でした。ジャンバ・ジュースのもととアップルジュースをいれてミキサーにかけるだけで、できあがり。味もおいしく、お値段も5パック入りCostcoにて9.39ドル。大量買いして冷凍庫に常備しています。ちなみに、これにいちごやブルーベリーなどをいれるとよりフルーティーになります。

   ただ、ジャンバ・ジュースばかりも飽きるので、いまや定番になってしまったフローズンヨーグルトもよく食べにいきました。先駆者のPinkberryやおもったほどブレイクしなかったRed Mangoよりも、私のお気に入りはわが家から近いところにあるYogurtland。


左が娘、右が私の作品(?)

   日本でも展開しているようですが、セルフサービス式のこのお店、ヨーグルトにいろんな味があって、自分が好きな味を自分でサーブできる。そして、その上に自分でトッピングも選んでいれることができるのです。量も中身も自分好み。お値段は重さで決まります(1オンス=約28グラムで33セント)。私はもっぱら定番のプレーンな味を選びますが、ストロベリー、ハニーバニラ、クッキークリーム等々いろんな味を堪能できます。次々といろんな味を新製品としていれてくるのが飽きずにいられる魅力かも?

   夏のファッションでは、女性の足元をみると、Tory BurchのFlip Flap(ビーチサンダル)を履いている人の多かった。去年までは、夏でもブーツを履いている人がけっこういて「蒸れないのかな?」とちょっとげんなりしたものですが、今年はあまりみかけませんでした。

   日本でも大人気のTOM'Sの靴はこちらでも人気。お店に行ってもサイズが品切れのことも。以前このコラムで紹介したスケッチャーズのきらきら靴もいまだに大人気。うちの娘は最近、子供向け番組のTV CMで宣伝しているスケッチャーズの「バレバレリーナ」に夢中で、暇があればくるくる回っています(笑)。この靴は裏に小さいボールのような物が埋め込まれていて、回転するのです。流行るかなあ?

PTA活動が活発――ゴルフコンペや食事会も


生バンドにあわせて踊る子供たち

   さて新学期の話もしましょう。わが家は今年から公立の学校に通うことになりました。幸い越境申請が通り、また英語が母国語でない生徒向けの英語の試験もなんとかクリアしたので、イヤーラウンドの学校に入学が許可されました。イヤーラウンドということもあり、学校は7月下旬から始まっています。

   初めての公立の学校。これまでとは違う経験が多々あり、なかなか新鮮でもあります。以前書いた学校への備品寄付に加え、新学期がはじまってまもなくしてあったback to school nightとよばれる父兄懇談会では、担任がほしい品々を付箋にかいて黒板に貼り、希望する親がその付箋をはがして帰り、その品々を後日もってくる、という任意の物品寄付がありました。

   たとえば、コピー用紙だったり、カラーペンだったり、細めのペンだったり……具体的にブランド名と商品名を指定してきます。最近ではクラスマザー(クラスをとりまとめる親)から、クラスで使いたい物のために、お金を寄付して欲しいとの手紙がきました。希望の金額はあるものの、個人にまかせるとのこと。いったいどれぐらい集まるのでしょうか?


並んでいるのはアイスのトッピングです

   そして寄付と言えばPTA。娘の学校はPTA活動が活発だそうで、一番のイベントはゴルフコンペとその後の食事会。おととし、去年と学校の大きな備品をこの売り上げから買うことができたそうで、さかんに参加を呼びかけています。

   先日はアイスクリーム・ソーシャルなるイベントがありました。これは地元のアイスクリーム店の協賛を受け、学校に通う子どもたちや親たちにアイスクリームを振る舞うというもの。夕方6時から8時にかけてあり、カップに入った3種類の味から好きな物をもらえます。一人2種類までというトッピングつきなのもアメリカらしい。アイスを食べながら、BGMはバンドの生演奏。子どもたちはその前で踊っていました。これからもいろんなイベントがあるそうでなかなか楽しみです。

日本の小学生と違います!軽いバックパックで通学


おそろいのバックパックとランチボックス

   PTAががんばるんだから、子どもたちもがんばれー! ということで毎日せっせと学校に通う子供たちですが、日本のようにランドセルはなく、もっぱらバックパックが主流。新学期前になるとPotterybahn kidsL.L.Beanなどから、名前をいれることができ、毎日学校に持っていく、お弁当を入れるバックとリュックのデザインがおそろいの商品の案内がきます。実際、ランチバッグとリュックを揃えてもっている子は多いですね。

   また、カート付きで背中に背負えるタイプは子どもたちにとってあこがれのようですが、振り回すと危険、人の足を踏んでしまうと危ない等々の理由で使用を控えるように、あるいは使用禁止が通達されている学校も多いようです。

   まあそうは言っても日本の小学校と違い、教科書をもってかえるわけでも、筆箱を持って帰るわけでもないのでリュックで十分。だいたいリュックも軽いし、ランチボックスのほうが重いくらい。筆箱等の道具箱は学校の机の引き出しにいれっぱなしです。親としては、勉強するのにそれでいいのか! と思ってしまうんですけどね。

野村 香奈

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