和歌山南高梅の極上梅干し「五十五万石」の味

   スーパーマーケットで梅干しを買うという決まり切った日常に風穴をあけようと、ネットでこだわりの梅干しを取り寄せることに――。あれやこれやと見回り、一番心引かれたのは河本食品という梅干し専門店のブランド梅干し「紀州五十五万石」だった。

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昆布だしのまろやかな風味にこだわる


「和の鉄人」が監修

   なんでも、料理番組の「和の鉄人」として知られる料理人、道場六三郎さん監修のもとにつくられており、上質の和歌山南高梅を天日干しにし、昆布だしのまろやかな風味にこだわっているとのこと。

   楽天市場の購入者レビューでは「スーパーではこんなにおいしい梅干しを手に入れることは出来ません」などとある。楽天グルメ大賞の部門賞を取り、メディアでもたびたび取り上げられ、芸能人も賞賛している。スーパーでは買えないスーパー梅干しのようなのだ。

   プラ容器に入った「お試しパック」(送料込み)を、600グラム2000円で購入した。お試しでもなかなかの値段だが、現在「限定」復活中なのだそうで、通常価格は1.2キログラムで4200円(送料別)となっていた。贈答用の木箱入りのものもある。

半生になったプラム系果実のような感触


果肉たっぷりで食べやすい

   容器は二段になっており、内仕切りつき。大粒の梅干しが30粒ほど入っていた。

   大粒の梅は果肉がたっぷりとして、とろりとしながらも、しっかりとした食感がある。半生になったプラム系の果実に少し似た感じだ。梅干しには、香りがきつかったり、やたら甘かったりするものがあるが、これは味の加減がよく、いい塩梅に調和。梅の酸味を昆布風味がつつみこんで、たしかに「まろやか」で食べやすい。

   小さな一粒にして、まるで一品の上質な料理のように輝く梅干し――。「紀州五十五万石」というビッグなネーミングも伊達(だて)ではなかった。


商品名:紀州五十五万石「お試しパック」
製造:梅干専門店 河本食品
サイズ:600グラム(送料込み)
価格:2000円

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