子供の一人暮らし、親の4人に1人が心配 「学生会館」の共立メンテナンス調査

   共立メンテナンスは、2014年4月から大学進学により一人暮らしを始める子どもを持つ親を対象に、「子どもの一人暮らし」に関するアンケート調査をおこなった。

   それによると、 4月からの専門学校・短大・大学進学のタイミングで自立をして欲しいと願う一方、一人暮らしには不安が多く、4人に1人は「親元から通わせたい・(一人暮らしに)反対である」と考えている複雑な親の心境が明らかになった。

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心配事は「きちんとした食事を取っているか」

   「親として子供に与えたいことは何ですか」と いう質問に対しては、「金銭面での安心感」「良い教育環境」 「やりたいことができる環境」などの項目を抑え、 「心身面で自立できる環境」が64%で1位にランクイン。一方で、一人暮らしをさせる際に心配なことを問うと、「特に心配はない」と答えた人は6.3%に留まり、94%もの親が何らかの形で不安を抱いている。

   具体的な心配事としては、

1位「きちんとした食事を取っているか」(68.8%)
2位「健康管理が出来ているか」(63.8%)
3位「犯罪に巻き込まれないか」(59.5%、

などがあがる。

   「マンションやアパートなどの一人暮らしでは、栄養バランスを考えた食事は難しいのでは? 病気になってしまったら? といった心配が尽きず、子どもの食事面や健康面を気遣う温かいご両親の心情が見て取れます」(同社)

   こうした問題を解決するための一つの方法として、いま「学生寮」が注目されているという。たとえば、同社が運営する学生会館「ドーミー」では、管理栄養士が作成した献立による寮母の手作りの料理が朝・夕の2食提供され、きちんとした食事をとれる。また、館長・寮母が常駐しており、オートロックなので安全に暮らせ、他の入居者とも交流できるのも魅力だという。

   調査の対象としたのは、14年から大学進学により一人暮らしを始める子どもを持つ全国の30代~50代の親400人で、調査結果は2月4日、公表された。

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