Bunkamura、期間限定で「雪景色」に 「産学連携プロジェクト」の一環で

   コンサートホールや劇場、映画館、美術館など、東京・渋谷の文化を彩る複合文化施設「Bunkamura」が、冬限定で光のオブジェに包まれる。

(C)大久保惠造
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総勢21台のオブジェがライトアップ

   2017年12月13日から18年1月19日の期間、Bunkamura1Fメインロビーフロアにて、玉川大学芸術学部メディア・デザイン学科の学生たちが制作したオブジェ「光のアーバン・スノー・アヴェニュー」が展示される。

   同展示は、2019年に開業30周年を迎えるにあたり、次世代支援に力を入れるBunkamuraが「産学連携プロジェクト」の一環として企画した。

   Bunkamuraの3つのコンセプト――(1)ジャンルを超えて良質の文化を創造し提供する「発表の場」(2)あらゆる可能性を応援し育てる、新しい文化の育成のための「創造の場」(3)人、芸術、物の交流を促進する双方向文化の追求を目的とした「出会いの場」――を振り返り、次世代の若き才能に「発表」「創造」「出会い」の場を提供すべく、玉川大学とコラボレーションした。

   「光のアーバン・スノー・アヴェニュー」は、「都会に舞う雪の結晶」をイメージして制作され、タワー型の骨組みにLEDライトや雪の結晶を模したオーナメントを装飾した。総展示数は21台と、ロビー一帯がきらびやかな明かりで彩られる。

   制作に携わった玉川大学・田中敬一教授は、学生たちの「努力の結晶」を

「真っ白なツリーを飾るオーナメントは学生一人一人が形を考え手造りしたものです。同じように見えても全く同一のツリーはありません」

と紹介。

「オブジェを見に来る人々には、学生たちの灯す様々な光に包まれ、一人一人違う未来の変化への希望を暖かな気持ちで感じ取っていただきたいと思います」

と呼びかけた。

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