外出先で手洗い「石けんがない!」 新型コロナ対策に携帯ハンドソープのススメ

   新型コロナウイルスによる肺炎(COVID-19)にインフルエンザなどの感染症を警戒し、手洗いへの意識が高まっている。しかし場所によってはトイレにハンドソープがないことも。J-CASTトレンドは鉄道各社に取材し、駅でのハンドソープの設置状況を調べた記事を2020年2月14日に公開した。

   これにツイッターでは、「他者に頼らないで自分で用意すべし!」「持参するしかないでしょ」と自身でハンドソープを携帯するよう促す投稿があった。そこで、手軽に持ち運べるハンドソープを探してみた。

太陽油脂「パックスベビー ハンドソープ」
無印良品「携帯用ハンドソープ 30g」
無印良品「フィルム石けん 24枚入」
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薄くて軽いフィルムタイプの石けん

   良品計画が展開する衣料・雑貨店の「無印良品」は、植物性石けんを主成分とした「携帯用ハンドソープ 30g」を販売している。縦3.0センチ×幅4.8センチ×高さ9.7センチとコンパクトなサイズ感。価格は税込390円だ。取材に応じた同社オープンコミュニケーション部担当者によると、手に付着した汚れを除去(除菌)する目的で使用するものであり、1回あたりの使用量を1~2グラムと想定して、15~30回程度使える。「泡立ちや洗いあがりがよくなるよう処方設計している」と言い、公式サイトの商品ページのカスタマーレビューにも、

「すぐに泡立ちます。そして、泡切れもよく、ヌルヌルしません」
「こんな量でいいの?というくらい少量でかなり泡立ちます」
「2、3mmくらい出した量でもしっかり泡立ちました!洗い上がりもサッパリ!」

と好評価が目立つ。

   より軽く持ち運びたいなら、約20グラムの「フィルム石けん 24枚入」がある。「旅や出かける際に持ち運べる携帯性の良い商品がほしい」という要望を受けて誕生したフィルムタイプの石けんだ。乾いた手で1枚ずつ取り出し、水またはぬるま湯でよく泡立てて使う。税込590円。リフィルもあり、専用ケースに詰め替えて使える。

赤ちゃんから大人まで手肌に負担をかけずに洗える

   洗剤・石けん製造の太陽油脂(横浜市)が販売する植物性の「パックスベビー ハンドソープ」も、持ち運び可能なハンドソープだ。価格は税込550円。感染症対策に何度も手を洗うと、手肌から水分が失われて乾燥しがち。同社の石けん・化粧品カスタマーソリューショングループマーケティングチーム担当者は取材に、同品は100%自然由来成分でできているため赤ちゃんから大人まで手肌に負担をかけずに洗える点を魅力として挙げた。

   売り上げは「新型コロナウイルスの影響により、前年に比べて120%伸張している」。容量は80ミリリットルで、約250プッシュ使用できるという。

「通常3~4プッシュ使用するので約65回分使用可能です。サイズもコンパクトなのでポーチにも入れやすく持ち運びに向いています。公園等では、ハンドソープが設置されていないことも多いので、親子で出掛ける際に使っているとの声も寄せられています」

   どこへ行っても手洗いに困らないよう、軽くて持ちやすいハンドソープを1つバッグに忍ばせておくと便利だろう。

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