飲食店が新型コロナ対策「見える化」 換気、マスク着用...来店客にすぐわかるステッカー

   新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、飲食店が客足の減少で打撃を受けている。

   店舗向け看板・販促物などの制作を行うクレスト(東京都港区)は、飲食店へ向けて制作した「新型コロナウイルス対策見える化ステッカー」を、2020年3月31日から先着100店舗に無償提供する。100店舗目以降は、送料のみ自己負担となる。

「新型コロナウイルス対策見える化ステッカー」全4種
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店舗の入り口に貼り付ける

   ステッカーは全部で4種類ある。

「当店では2方向で換気をしています」
「当店では座席に間隔を置いています」
「当店はお客様に消毒をお願いしています」
「当店はスタッフのマスク着用を義務化しています」

   各ステッカーには上記いずれかの文言と、それに合ったイラストが描かれている。飲食店は、実施している内容に当てはまるものを選び、店舗の入り口に貼り付ける仕組みだ。

   新型コロナウイルスの対策を記したステッカーを店頭に貼ることで、来店する客は「どのような対策を行っている店舗か」を知ることができ、飲食店側は、ウイルス対策への取り組みを「見える化」できる。

   同社は、この「新型コロナウイルス対策見える化ステッカー」合計1万枚を先着100店舗に無償提供する。100店舗目以降は送料のみ負担となるが、申し込めばステッカーが提供される。

   また、ステッカー全4種のデータはPDF形式・JPEG形式でダウンロードできる。店側は飲食店検索サイトなどの画像欄に活用するなど、オンライン上でも客にウイルス対策の実施状況を伝えられる。

   ステッカーのサイズは約9(縦)×9(横)センチメートル。ステッカーの提供申し込みとデータのダウンロードは公式サイトから可能だ。

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