都心の雪の翌日は「遅刻確定」の人々 転倒が怖い...新宿でも路面凍ったまま

   東京都23区で10センチの積雪を観測した2022年1月6日。翌7日は、溶けきらず残った雪や氷が都民に影響したようだ。

   7日午前のツイッターでは、路面凍結の影響でバスが遅れたという報告が続出し、「遅刻確定」というワードがトレンド上位に入った。凍結した路面などで転んだというツイートも数十件みられる。

JR新宿駅東口 一部には雪が残っている
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車道・歩道を問わず残雪

   「2回転倒した」「つるつるの路面で転んだ」といった投稿が、相次いでいる。7日昼の毎日新聞(電子版)によると、首都圏では6日から7日朝にかけて路面凍結の影響とみられるトラブルが相次ぎ、屋外の転倒などで500人以上が負傷したという。

   ビジネス街や繁華街周辺の路面はどの程度凍結しているのか。J-CASTトレンド記者も11時から13時にかけて西新宿~新宿エリアを歩いた。

   西新宿の北西側には、車道・歩道を問わず残雪がそこら中にみられる。アルファルト一面が踏み固められた雪に覆われ、つるつるとしているところも。記者も3回ほど足を滑らせ、転びそうになった。1秒に1歩といったペースで、転倒しないよう慎重に歩く高齢者を見かけた。


西新宿付近 「新宿セントラルパークシティ」裏側

   他方、北通りに入ると、ガラッと雰囲気が変わる。ヒルトン東京や野村不動産本社が立ち並ぶ、西新宿エリアの主要道だ。夜間に除雪されたのか、車道の雪はほとんど残っていない。


新宿中央公園北交差点 車道路面に雪はほぼない

   歩道を見ると、車道側には残雪が広がる。半面、各ビルの関係者が雪かきをしたためか、私有地側は凍結もなく楽に通れる。


新宿中央公園北交差点の西 歩行者は建物側を歩いている

西新宿駅前の様子は

   新宿駅に差し掛かっても、残った雪が随所に見られる。ただ、西口・東口ともに駅前の歩道の導線は確保されており、基本的に通行に問題はなかった。

   北に抜け、今度は青梅街道を西新宿に向かって歩く。新宿駅周辺の道は凍ってはいないが、北の住宅街側をのぞくと、氷雪だらけの道が広がっていた。新宿側から走ってきたジョギング中の男性が、薄い氷に覆われた様子を見て引き返していった。


青梅街道、丸の内線西新宿駅付近 一面に氷雪

   丸の内線・西新宿駅に近づくと、青梅街道の風景にも変化が。駅前ではあるが、一面にジャリジャリとした雪が広がっていた。パンプスを履いた女性が足を滑らせていた。主要駅付近でも、場所によって除雪の進捗は異なるようだ。

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