コロナ新規感染率は沖縄・九州が目立つ 東京は警戒度「上から2番目」に

   新型コロナウイルスの感染者数が、全国で再び増加する兆しを見せている。1日当たりの感染者数が最も多いのは東京都だ。2022年6月30日、再び警戒レベルを引き上げた。人口10万人当たりの感染者数では沖縄・九州の多さが目立っている。

マスクがつらい暑さになっている(写真と本文は関係ありません)
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わずか2週間で再び引き上げ

   J-CASTトレンドでは2022年6月27日、「東京のコロナ感染者また増加傾向 ワクチン2回接種では防ぎきれない」と伝えたばかり。東京の29日の感染者数は、3803人。前週の同じ曜日よりおよそ1400人も多かった。30日は3621人。13日連続で、前の週の同じ曜日を上回っている。

   FNNプライムオンラインは30日午前、「東京都・新型コロナ感染状況の警戒度を上から2番目に引き上げへ わずか2週間で再び」と報じた。都は同日午後、新型コロナのモニタリング会議で、「感染が拡大している」として、感染状況についての警戒レベルを1段引き上げた。都は6月16日に警戒度を引き下げていたが、わずか2週間で再び引き上げることになった。

南日本で際立つ

   全国の感染者数は、平日の場合、このところ1日1万3000~7000人台が続いていた。しかし、NHKのまとめによると、6月28日は1万9384人。29日は2万3346人と増えている。2万人台に戻るのは6月2日以来だ。

   感染者数は東京がトップで大阪が2位。3位には沖縄が入っている。

   NHKの「都道府県別 直近1週間の人口10万人当たりの感染者数」を見ると、全国のトップはダントツで沖縄。続いて熊本、島根、佐賀、鹿児島がベスト5。さらに宮崎、長崎、青森、東京、大阪と続く。上から10番目以内に、九州勢が5県も入っている。さらに福岡12位、大分17位と、異常なほど九州勢が目立つ。沖縄も含めて現在、コロナの新規感染者率は、南日本が際立っている。

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