紅白歌合戦にK-POPの2組が初出場へ IZ*ONE出身や日本人メンバー所属

   「第73回NHK紅白歌合戦」の内定報道がスポーツ紙から続々と出ている。日本でも人気急上昇中の韓国のガールズグループ「IVE」、そして「LE SSERAFIM」の初出場が内定したとそれぞれ立て続けに報じられた。

   実はこの2組、それぞれに日韓合同ユニット「IZ*ONE」で活躍していたメンバーや、日本人メンバーが所属している。

IZ*ONE(アイズワン)出身メンバーが所属グループが初出場に(2018年12月撮影)
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IZ*ONEの悲願達成

   IVEの紅白出場内定は2022年11月8日に日刊スポーツが報じた。IVEは10月に日本デビューを果たしたばかりの6人組女性アイドルグループ。21年12月に韓国デビューを果たしたが、デビューから3作連続ヒットと今最も注目を集めるグループの1つだ。ここには、IZ*ONEに所属していたウォニョンさんとユジンさんの2人がいる。

   一方、同月15日、LE SSERAFIMの紅白出場内定がスポーツ報知によって報じられた。同グループは「BTS」が所属する「HYBE」傘下の事務所から、今年5月に韓国デビューを果たした。HKT48とIZ*ONEで活躍したSAKURA(宮脇咲良)さん、彼女とともにIZ*ONEで活躍したKIM CHAEWON(キム・チェウォン)さんが所属している。

   そのためか、ツイッター上では各グループのファンだけでなくIZ*ONEのファンからもIZ*ONEの悲願を達成したとの声が寄せられている。また、同時に一緒に活動をしていた本田仁美さん(AKB48)や矢吹奈子さん(HKT48)の出場を願うファンも多くみられた。

日本人メンバーが活躍中

   この2グループには他にも共通点として、日本人メンバーが所属していることがある。

   IVEには日本でも流行した「ギャルピース」の火付け役・レイさんがいる。名古屋市出身で、グループ唯一の日本人メンバーだ。

   LE SSERAFIMには宮脇さんのほかにもう1人、KAZUHA(カズハ)さんが所属する。カズハさんはバレエ歴15年でオランダの国立バレエアカデミーに留学していたという異色の経験を持つ。バレエで鍛え抜かれた腹筋や柔軟性をパフォーマンスで披露することも。

   K-POPグループとしての紅白出場だが、海外で活躍する日本人メンバーも同じ舞台に立つ機会になる。

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