Z世代がハマる「チル散歩」 コロナ禍で見出した新たな交流法

   こんにちは!テテマーチ社のマーケティング研究室、「lookey(ルーキー)」でZ世代に特化した研究をしている、川又潤子です。

   Z世代のメンバーが揃う「lookey」が、「チルな過ごし方」についてご紹介する本連載。前回は「お香」を取り上げました。第二弾は「チル散歩」について矢野稜弥(22)がご紹介します!

飲み会に代わる「チル散歩」にハマるlookeyメンバー・矢野
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散歩中だから話せることもある

   散歩は気分転換になりますが、なぜZ世代が注目しているのか、結びつかないかもしれませんね。でもコロナ禍での生活様式と絡めて考えると、納得がいきます。

矢野:コロナ禍によって対面授業からオンライン授業に切り替わり、サークル活動が激減した大学生は「コンパ」「飲み会」が激減しました。友人とのコミュニケーションも基本オンライン。
出かけるときも、なるべく人混みをさけるような状況だったので、夜に歩きながら友人とお酒を飲むことが増えました。

   こうして、自然に友人と「チル散歩」をするようになった矢野君。

   チル散歩を盛り上げるコンテンツとして、「チルアウトな音楽」と「ほんのり酔えるお酒」を挙げました。lookeyメンバーたちは、「歌手で選ぶのではなく、シーンに合わせた曲をかけて音楽を楽しむ習慣がある」と話しています。

矢野:「チルアウトな音楽」は、音楽のサブスクサービスで「チルミュージック」といったタイトルのプレイリストが作られており、友達とシェアしています。

   矢野君が言ったように飲み会やコンパが減った影響などがあり、アルコール離れが進む若者世代をターゲットにした、低アルコールのお酒が出てきています。それをZ世代もたしなみ、「お酒を多量に飲む飲み方は控えている」と語ります。

矢野:コロナ禍前のような大人数で盛り上がりながら飲む文化が減って、飲みたい人と少人数で、ほどよく酔えるお酒を選ぶことが増えました。

   では、音楽と酒をお供に、友人と語らい歩くひとときの魅力は、ずばりなんでしょう。

矢野:お金がかからず、ちょっと感傷的な話も楽しめる点です。ちょうどコロナ禍で就活のタイミングが重なり、将来への漠然とした不安を人に話したいと思っていた時期に、友達と散歩しながら語り合ったことを覚えています。

   一見地味そうではありますが、散歩中だからこそ口に出来る、込み入った話やちょっと感傷的な話をするための、Z世代流のチルな過ごし方でした。

   さて、次は最終回。「ホカンス」をご紹介します!お楽しみに。

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