秋葉原「おむすびのGABA」年内閉店 冬のカキフライ食べ放題が名物だった

   飲食店「おむすびのGABA」が、2022年12月26日に閉店する。東京メトロ銀座線・末広町駅から徒歩1分、中央通り沿いに店はある。秋葉原電気街からも近い。

   「GABAライス」を使ったおにぎりや定食の提供に加えて、冬季には「カキフライ食べ放題」を実施していた。

秋葉原店はこれで閉店に…
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ハワイにもかつて店舗が

   GABAライスとは、アミノ酸の一種「GABA」を白米の約10倍含有した機能性表示食品。「おむすびのGABA」は、このGABAライスを販売する精米機メーカー「サタケ」と、飲食事業を手掛ける「きちり」が2013年4月22日に業務提携を結び、同年5月21日にオープンした。

   現在「おむすびのGABA」の運営・統括をしているKICHIRIの担当者が、取材に応じた。過去には広島県や米ハワイ州にも「おむすびのGABA」を出店し、4店舗あったという。現在は秋葉原店のみだ。

   その秋葉原店も、年内閉店に。その理由は「約10年の歳月を経て、当初の目的であったGABAライスの認知度を上げる取り組みに、一定の効果があったため」だという。同店の閉店を最後に、ブランド展開は予定していない。また、サタケとの業務提携は解消になる。

   冬に行われる「カキフライ食べ放題」について、同社が運営する他ブランドでの提供の可能性を聞くと、「予定はいまのところございません」とした。

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