南京、「私たちのウォールスケープ」を世界遺産会議で発表

南京、「私たちのウォールスケープ」を世界遺産会議で発表 

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AsiaNet 201677 (0124)

 

【南京(中国)2026年7月27日新華社=共同通信JBN】7月22日、韓国・釜山で開催された第48回ユネスコ世界遺産委員会の会合で、「Heritage Leading Urban and Rural Sustainable Development(歴史的遺産が導く都市と農村の持続可能な開発)」をテーマにしたサイドイベントが行われました。会合では、南京が主導する「Shared Heritage, Shared Future(共同の遺産、共同の未来)」テーマイベントが取り上げられ、「Preservation and Co-Creation(保存と共同創造)」のテーマ事例共有と「Our Wallscapes(私たちのウォールスケープ(壁景観))」デジタル映像展を通じて、南京明城壁を中心とする旧市街の全体的な保存に向けた革新的なプラクティスが体系的に提示されました。

 

このサイドイベントは、ユネスコおよび世界遺産センター(World Heritage Centre)の後援のもと、World Heritage Institute of Training and Research for the Asia and the Pacific Region(アジア太平洋地域世界遺産訓練研究センター、WHITRAP)上海センターが共催し、その内容はNanjing International Communication Centerが共同制作しました。

 

南京城壁博物館の副研究員であるWang Teng氏は、南京のランドマークとなる共同創造の実践プロジェクトを2件取り上げました。2016年に開始された「Bring Every Brick Home - Guard the City Wall(すべてのレンガを元の場所へ―城壁を守ろう)」プロジェクトでは、散在する城壁レンガに関する情報提供を市民に広く呼びかけ、これまでに、散逸していた明代の城壁レンガ約60万枚を回収しました。「Never-Ending Heritage(終わりなき遺産)」デジタル・イノベーションプロジェクトは、大報恩寺の琉璃塔に焦点を当て、デジタル復元と参加型のコミュニケーションを通じて、失われた歴史遺産をよみがえらせるものです。ICOMOS(国際記念物遺跡会議)執行委員のCho Do-won氏は、南京城壁の保存の取り組みは模範的な事例であり、世界各地で行われている同様の文化遺産保護の取り組みにとって重要な参照事例になるとして、高く評価しました。

 

「Our Wallscapes」デジタル映像展も同時に公開され、城壁の内外で進められてきた保存の取り組みを余すところなく捉えた4本の映像作品が紹介されました。その中で、老門東(中華門東側歴史文化街区)を扱ったエピソードは、無形文化遺産の「生きた伝承」に焦点を当てています。老門東では、干支をテーマにした灯籠祭りが12年連続開催され、城壁の足元で新年の祝祭を照らし出してきました。小西湖を取り上げたエピソードでは、「小規模・漸進型」の都市再生という南京モデルが紹介されています。

 

今年は南京明城壁の創建660周年にあたります。中国で唯一のユネスコ文学都市(UNESCO City of Literature)である南京は、「共同の遺産、共同の未来」グローバル青年共同創造イニシアチブを継続的に展開し、文化遺産保護に関する中国の物語を世界へ発信し続けています。

 

ソース:Nanjing International Communication Center

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