食パンでつくるキッシュだから「パンキッシュ」。見た目もおなかも大満足だ〜|キッチンにひと工夫

料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。
今回は、「パンキッシュ」をご紹介します。
ホームパーティー、おうち飲みにも
人が集まることが多い季節。見栄えがよくて美味しくて簡単につくれる料理のレパートリーがあるとうれしいですよね。しかも、いつもの材料で。
今回は、ホームパーティーやおうち飲みにぴったりの“キッシュ風”のひと品をご紹介します。
キッシュ生地をつくらずとも、食パンを土台にして卵液を流し込んで焼くだけ。
耳の部分はかりっと、中はふんわり。食パンの甘さが卵とよく合いますよ。
パンキッシュ

今回は、生地代わりにする食パンは3枚弱を使いました(底面に1枚、サイドは耐熱皿の高さに合わせてカット)。
お手持ちの耐熱皿の形や大きさ、高さに合わせて調節してください。
<材料>

・食パン(6枚切り)…2〜3枚
・玉ねぎ…1/2個
・しめじ…1株
・ジャンボマッシュルーム…1個(普通のマッシュルーム1/2パックでもOK)
・生ハム…50g(あれば。ベーコンなどでも代用可)
・卵…1個
・牛乳…120cc
・バター…10g
・ピザ用チーズ…適量
・塩・こしょう…各適量
<つくり方>

1. 玉ねぎとマッシュルームはスライスする。しめじは石づきを取ってほぐす。

2. 卵をボールに溶き、牛乳を入れて混ぜておく。

3. フライパンにバターをとかし、玉ねぎを入れて少ししんなりするまで炒める。きのこを入れ、生ハムはちぎって加えて、塩・こしょうをする。

4. 耐熱皿にオーブンシートを敷く。オーブンシートは水でさっと濡らし、ぎゅっと絞って型に添わせるようにする。

5. 食パンを底面とサイドに並べる。※底の食パンに切り込みを入れたのですが、卵液がしみてしまうので入れなくてOKです!

6. 中央に3をのせ、チーズをたっぷりとかける。2の卵液をかける。

7. 180度に熱したオーブンで20分ほど、焼き色がつくまで焼く。
<ポイント>

大きくつくって、切り分けて出すのもパーティーシーンに映えますね。イタリアンパセリやピンクペッパーをあしらうと、クリスマスの食卓にもぴったり。
今回はジャンボマッシュルームを使いましたが、もちろん普通のマッシュルームでもOKです。えのきだけやしめじなど、どんなきのこでもOKです。
ほうれん草やベーコンなどを入れてアレンジしても美味しいですよ。
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文・松本日奈
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