ペーパー不要のドリッパー&洗える茶筅。コーヒーと抹茶がより身近になる「珈琲考具」「茶考具」の新作3選

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シラクマ
京都でスペシャルティコーヒーショップ「ネオキ」を営む、ライター・編集者。モノだけでなく、音楽や本、アートなど、日々を穏やかに彩ってくれるものが好きです。デザインや生まれた背景を大切に、気になったプロダクトはまず試す。じっくり使い込みながら、自分なりの「これだ」と思える一品を探しています。

国内外からコーヒーにまつわるメーカーやショップが集まる「SCAJ2026」。

「珈琲考具」「茶考具」を展開する下村企販のブースでは、ペーパーレスで使える新しいドリッパーや、ハンドルを刷新したドリップポット、抹茶を手軽に楽しむための新シリーズなどが展示されていました。

今回は、その中から気になった3つの新製品を紹介します。

まるで茶こし。ペーパー不要の「ハンディードリッパー」

まず気になったのが、珈琲考具の「フィルターレス ハンディードリッパー」。

茶こしのような見た目ですが、コーヒー粉を直接入れて抽出するペーパーレスのドリッパーです。

特徴は、ステンレスメッシュの目がとても細かいこと。

ステンレスフィルターはお湯がスッと抜けるものもありますが、こちらはお湯の落ち方がペーパーフィルターを使ったときに近く、普段のハンドドリップと同じような時間で抽出できていました。

抽出したコーヒーには微粉が見られたものの、一般的なステンレスフィルターと比べると少なめ。

試飲しても、口当たりへの影響はほとんど感じませんでした。

これなら普段、微粉が気になってステンレスフィルターを使わない人でも取り入れやすそうです。

もうひとつ便利そうだと感じたのが、お手入れのしやすさ。

会場では使用後にお湯でサッと流しているだけでしたが、メッシュに粉が詰まることなくきれいになっていました。食洗機にも対応しているとのことで、毎日使ううえでも扱いやすそうです。

持ち手の先端はフック状になっていて、引っ掛けて収納できるのもポイント。

1杯だけ飲みたいときに、サッと取り出して使えそうなドリッパーでした。

「ITTEKI Pro」に、待望の木製ハンドルが登場

続いては、珈琲考具のドリップポット「ITTEKI Pro」の新モデル。

このモデル自体は以前使ったことがあり、狙った場所へお湯を落としやすく、湯量を細かく調整できるのが便利でした。

少量ずつポタポタと注ぐことも、傾けてスムーズに注ぐこともでき、使いやすいケトルです。

今回、新たに加わっていたのが、ステンレスハンドルと木製ハンドルを採用したモデル。

なかでも木製ハンドルは、ユーザーからの要望が多かったのだそう。

実際に持ってみるとグリップ感がよく、ステンレスの本体と木の組み合わせも上品に感じました。

これまでのモデルよりもやわらかな雰囲気で、キッチンに出したままでもインテリアになじみやすそうです。

抹茶をもっと気軽に楽しめる「茶考具」の新シリーズ

「茶考具」には、抹茶を日常で楽しみやすくする新しい道具も登場していました。

なかでも目を引いたのが、黒い樹脂製の「茶筅」。

80本のしなやかな穂先を備えていて、会場の実演でもきめ細かな泡がしっかり立っていました。

さらに分解して洗えるので、お手入れもしやすくなっています。

合わせて登場していたのが、ステンレス製の「抹茶ボウル」と「抹茶スプーン」。

抹茶ボウルは抹茶を点てやすい形状に設計されていて、内側にはお湯の量がわかる目盛りが付いています。

抹茶スプーンも1杯で約2gをすくえるようにつくられているので、スプーンで抹茶を取り、ボウルの目盛りを見ながらお湯を注げば、手軽に1杯分を準備できます。

普段自宅で抹茶を点てるときは、抹茶とお湯をそれぞれ量っているので、スケールや計量カップなど、使う道具を減らせるのは便利だと感じました。

茶筅のお手入れから、抹茶とお湯を量るところまで。

道具を組み合わせることで、抹茶を点てるときのちょっとした手間を減らせそうです。

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文・シラクマ

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