2018年 7月 21日 (土)

天童よしみ・菅原洋一の聴きごたえ!ヒット歌謡曲とにかく歌手が上手い詩が美しい…NHK歌番組の真骨頂
<第46回 思い出のメロディー>(NHK総合)

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   昭和39年のヒット曲から始まって、歌謡曲全盛時代の歌が次々に流れ、それらを聴くと、優れた曲や歌詞が多かったとつくづく思う。とにかく詩が美しい。出演歌手も、どこがいいのかわからないダサい水森かおりを除いて、実力あるメンバーの揃い踏みだった。中でも天童よしみ(愛燦燦)と菅原洋一(今日でお別れ)が圧巻。「他人の関係」で久々に登場した金井克子は、民放の「昼顔」で劇伴にこの曲が使われているからかと邪推したくなった。深読み?
   難点は相変わらずの自局番組の大宣伝だ。「花子とアン」は仲間由紀恵が司会の1人なので大目に見るとしても、「芙蓉の人~富士山頂の妻」に出ている松下奈緒にはピアノまで弾かせて超ヨイショ。大したドラマでもないのに。また、この局が好きな視聴者の手紙朗読にはうんざりする。歌番組に知らない人の思い出なんかいらない。
   企画でよかったのは島倉千代子のヒット曲まくりと、今年が宝塚100周年記念で宝塚出身の八千草薫と大地真央の2人が登壇した。さらに、東京宝塚劇場から生中継で、引退間際のトップ・壮一帆率いる雪組のスペシャルステージを見せたこと。中継の音声が聞こえなかったと見えて、会話の途中でずらりと並んだ団員の前をスタッフのオッサン(?)がイヤホンもって横切ったのでおかしかった。
   民放にテレ東の「木8」があるだけで碌な歌番組がないこの時代、懐メロを含めて上手い歌手を揃えるNHKの役割は大きいのである。(放送2014年8月9日19時30分~)

(黄蘭)

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