2019年 10月 24日 (木)

児相がまた見殺し「札幌・詩梨ちゃん虐待死」48時間ルール守っていれば救出できたのに・・・

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   6月5日(2019年6月)、札幌で2歳の女児が虐待死した。何度も繰り返されるこの悲劇を、なぜ児童相談所や警察は救うことができなかったのか。週刊文春が取材し、憤っている。

   北海道警は、ススキノのキャバクラ嬢、池田莉菜(21)と、交際相手のススキノで出会い系の相席居酒屋を経営する藤原一弥(24)を傷害容疑で逮捕した。莉菜が119番通報し、救急隊員が駆け付けた時には、オムツだけの詩梨(ことり)ちゃんは息をしていなかった。彼女の体に暴行を思わせる痣やタバコを押し付けたような痕があり、解剖の結果、死因は衰弱死で、2歳児の平均体重は12キロ程度だそうだが、詩梨ちゃんは6キロ台しかなかったという。

   莉菜が未婚の母になったのは18歳の時。その後、お決まりの男遍歴を繰り返すが、彼女には子どもを虐待や暴行するような様子はなかったそうだ。だが、藤原という男は「子どもが嫌いだ」と公言していたという。

   18年9月に、子どもを託児所に預けっぱなしで育児放棄が疑われると児相に通報がある。児相は家庭訪問をするが、問題なしと判断。2度目は今年4月に「昼夜を問わず子供の泣き叫ぶ声が聞こえる」と通報があった。児相は周辺世帯を調査するが、莉菜が「その期間は不在だった」と電話で弁明し、その後は児相の連絡に応じなくなった。

   週刊文春は、この時点で、「通称48時間ルールが守られていない」と難じる。昨年7月に、東京目黒区で起きた女児虐待死事件を機に、「虐待通告から48時間以内に安全確認ができなかった場合は、立ち入り調査をする」と政府が決めた緊急対策だ。

   それができていれば、詩梨ちゃんは死なずにすんだはずだ。5月には道警にまで通報が入る。道警によると、児相に同行を求めたが、都合がつかず、母子と面会時に、詩梨ちゃんの身体に複数の痣があり、児相には虐待を想定した強制的な立ち入り検査を提案したという。

   児相側は会見で、警察によって安否確認ができたと思ったと釈明している。また1人の職員で百数十件の事案を担当していると、人員的な限界を訴えた。道警が面会した約3週間後、詩梨ちゃんは亡くなった。

   また起きてしまった児童虐待死と、それを未然に防げなかった児相の危機感のなさが浮き彫りになった。たしかに人員の少なさはあるだろうが、何としても虐待されている子どもを助けるという強い使命感を持った人間がいて、それを第一に考える所長がいれば、救えた命だったことは間違いない。

自民党・武部新代議士のセレブ実弟 「闇金」でぼろ儲け!―ちなみに女房は田丸麻紀

   週刊新潮のトップ記事は、"イエスマン"といわれた武部勤元幹事長の次男が、法外な利息を取る「闇金」の金主だと報じている。彼は二階派の武部新代議士の弟で、武部毅(47)という。女房はモデルの田丸麻紀(40)で、2012年に両国国技館で披露宴をやったことで話題になった。

   アストンマーティンで子どもを送り迎えする優雅な生活をしているそうだが、そのカネは、「無登録で貸金業を行っていると見做され、貸金業法違反に当たる恐れがある」(宇都宮健児弁護士)闇金で得ているというのである。

   都内で自動車販売・修理業を営む60代のAがこういっている。車屋仲間のBに、メルセデス・ベンツSLを担保に1000万円借りたが、もらったのは900万円。金利が月10%で、その1か月分が元本から引かれていたのだ。

   その後も、クルマを担保に400万円を借りた時には、月12%、年144%という超高金利。17年には筑波の温泉ホテルを担保に5000万円を借りる。利子は月5%。前に借りていた1000万円は支払えずベンツをとられ、未払い利息を合わせて引かれて、受け取ったのは4000万円。そのホテルの土地には「債権者をA氏、権利者を毅氏」とする7000万円の根抵当権が設定され、翌年にはAが関知しない形で、これが2億円に増額されたという。

   Aは、Bの後ろに武部毅がいることは間違いないと語っているが、親父の勤は「私には関係ない話」、兄の新代議士は「(毅は=筆者注)否定しているんだろ? それでいいじゃないか」とけんもほろろだ。

   週刊新潮の報じていることが事実なら、違法な闇金業のうえに、年20%を超える金利で貸し付けを行うことを禁じている出資法にも抵触する。関係ない、知らないで済まされる話ではない、元幹事長、代議士さんよ。

週刊現代の月3回刊化で朝日新聞が取材に来た―近ごろ講談社がおかしいのはこれだけじゃない

   私だけが追及してきた週刊現代の月3回刊問題について、ようやくきのう12日(2019年6月)、朝日新聞が取材に来た。平週号なのに2週間売りにして、いまだに読者に何も説明していないのは、講談社という大手出版社が出す雑誌とも思えない"暴挙"である。

   朝日新聞が週刊現代の鈴木崇之編集長に取材すると、今は変則だが、週刊をやめたわけではないと答えたという。ならば、2週間売りは合併号とするべきではないか。

   今の講談社は何かがおかしい。女性誌ViViが自民党と組んだ広告記事がネット上で批判を浴びている。当然だろう。言論機関が一政党と組んでパブ記事をやるなど、私には考えられない。

   講談社側は「政治的な背景や意図はまったくない」といっているらしいが、編集力が劣化してきて、正常な判断さえできなくなってきたのだろうか。

   津田大介がツイッターでこの件でこうつぶやいたそうだ。「講談社は、もともとそういう出版社だったのだ。(中略)講談社は売れれば正義って文化の娯楽出版社だから、右も左もたくさんの本が出る」

   この意見には賛同しかねる。講談社というのはよくも悪くも、他社のような主義主張のない、あっけらかんリベラルな出版社だった。週刊現代も、編集長が替われば主張も変わる。そうした社風をノンフィクション作家の本田靖春は気に入ってくれたのだ。今回の問題や、ネトウヨのような主張の本を次々に出すのは、つい最近のことだ。

   それと、これだけはいっておきたい。百田尚樹の「海賊とよばれた男」の担当者は、ノンフィクションを愛し、分かっている加藤晴之である。取材もしっかりしている。幻冬舎から出した「殉愛」のようなものと一緒にしてもらっては困る。

「年金の大ウソ」で参院選は自民党大敗!サンデー毎日予測では12議席減

   金融庁が公表した、高齢者夫婦が95歳まで生きるとしたら約2000万円不足するという報告書が論議を呼んでいる。麻生太郎は金融担当相でありながら、「今のうちから考えておかないといかん」と居丈高に語ったことで、火に油を注いだ。週刊文春は、麻生はもともと「老後の面倒など政府では見たくない」という本音の持ち主だと、過去の発言を持ち出して揶揄する。

   100年安心などと大風呂敷を広げて年金制度改革をしたのが04年だが、この時の幹事長が安倍であった。同時に年金の定期検診と呼ばれる財政検証がなされることが決まったが、その財政検証の公表が今年は遅れている。参議院前に不都合な真実が出てしまうことを恐れたためではないのか。

   安倍首相は年金問題が大きな騒ぎになるのを恐れているようだが、サンデー毎日は参議院選を予測していて、自民党は最大で12議席減らすと見ている。また、衆参同日選をやると、参院で14議席、衆院で34議席減らすとも予測している。憲法改正の発議に必要な3分の2を割る可能性大なのである。

   野党がだらしないから与野党逆転はないが、参院選単独でもW選挙でも、安倍政権にとって改憲への道がさらに遠のくことだけは間違いないようだ。

東大生「頭脳王」の呆れた人間性未発達!妊娠させた女性に「まだ生きものじゃない」からと中絶要求

   週刊文春に、東大生"頭脳王"として知られ、医学部の"神脳"の異名を持つ河野玄斗(23)が、20代後半のタレントA子との間で「中絶トラブル」があると報じている。

   河野は生後10か月でアルファベットを理解し、4年次には司法試験にも合格している。A子がいうには、昨年春の飲み会で知り合い、その日のうちに河野の家で関係を持ったという。避妊はせず、中出しだった。5月に妊娠が判明。そこで河野が、「認知はできるけれども、(産んでもらう)のは難しい」といったというのだ。産まなきゃ認知できないだろうが。

   要は中絶してほしいということだが、彼女がショックを受けたのはこの言葉だった。「今はまだ脳が発達していないから生きているものではない」「悲しいとかの感情があるわけじゃない」

   中絶には同意したものの、「命を救うための勉強をしているはずなのに、何でこんなことを言えるんだろう」(A子)と思ったという。その後、彼女は体調を崩し、「心的外傷後ストレス障害」と診断された。付き合ってはいたが、男のほうからこういう関係に区切りをつけたいといい出し、警察沙汰になった。週刊文春にこれだけ出ると、これから大変だ。

   ビートたけしが離婚したとスポーツ紙は大騒ぎだ。「100億円離婚」、いやいや「200億円だ」と見出しが躍る。いまさら騒ぐことではないだろうと、私は思う。離婚を機に、これまでの女遍歴を書けばいい。昔、フライデーに撮られた女子大生との間にできた子供はどうしているのかな。

「本当にありがとう」と微笑んで致死薬のストッパー開けた51歳女性・・・安楽死は人権のひとつなのか

   けさ目が覚めた時、ふと「オレには思い残すことがあるだろうか」という哲学的な疑問が浮かんだ。あれこれ考えてみたが、大方のことはやってきた。孫はまだだが、昨年亡くなった愛犬が孫のようなものだった。「そうか、オレにはもはや思い残すことがないんだ」

   何だかホッとした。残されたのはどう安らかに死ぬかという問題だけだと思い至り、6月2日に放送されたNHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」を思い出した。

   51歳の小島ミナは「多系統萎縮症」という難病に罹っていた。四肢が動かせなくなり、言葉も話せなくなり、思考以外のすべての機能が奪われ寝たきりになってしまう。現状では根治治療の方法はない。

   このNスぺに協力した安楽死に詳しい宮下洋一が週刊ポストに手記を寄せている。去年の8月、彼のところへ小島からのメールが届いた。「寝たきりになる前に自分の人生を閉じることを願います。私が私であるうちに安楽死を望みます」

   約1か月後、宮下は彼女が入院している病院を訪ねた。小島はこういった。「私は死ぬことを自分の運命として操作したい。私の死生観は西洋的だと思う。欧米人は、自分の死に方を自分で決めるのは人権の一つだと考えるが、その考え方に惹かれる」

   新潟出身の小島は、韓国の大学に留学した後、韓国語の翻訳と通訳をしながら東京で約30年間暮らしてきたという。独身だが、彼女には姉が2人いる。羨ましいほどの仲のよさである。医師から告知を受けた後、長姉の家に移り住んでいるが、小島は何度か自殺未遂を繰り返していた。

   小島と姉たちの間で、「安楽死」という話題が持ち上がった。小島はこういった。「たぶん私は、末期癌だったら安楽死は選んでないと思うよ。だって期限が決まっているし、最近なら緩和ケアで痛みも取り除けると言われているでしょ? でも、この病気は違うの。先が見えないのよ」

   小島はスイスにある自殺幇助団体「ライフサークル」に連絡する。ここは女性医師が2011年に設立した団体で、年間約80人の自殺幇助が行われているという。審査があり、認定を受けた。11月28日ではどうかという連絡が来て、あわただしく小島と姉たちはスイスへ旅立った。

   当日の朝、最後の審査を終え、ベッドに寝かされた。点滴の中に致死薬を入れて、そのストッパーを患者自らが外す。医師が「死にたいのならストッパーを開けてください」というと、小島はためらいもなくストッパーをこじ開けた。小島は2人の姉に、「本当にありがとう、こんな私の世話をしてくれて。本当にありがとう」といってほほ笑んだ。

   遺体は日本へ持ち帰ることができない。遺灰はスイスの澄んだ川に流されたそうである。

   週刊現代のように長生きすることが正しい、人生100年時代などという生命至上主義がもてはやされる時代にこそ、安楽死を認めるのか認めないのかを国民的議論にすべきだと思う。

(文中敬称略)

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