夕張市観光施設の売却・委託に16社・団体が応募
2007.02.01 15:00
夕張市の財政破綻の要因となった「石炭の歴史村」など29観光施設の売却や運営委託先の公募に対し、締め切りの2007年1月31日までに道内外の16社・団体が応募した。中でも北海道のリゾート運営会社大手の加森観光(札幌市)はほぼ全施設の一括受託を表明している。売却や運営委託先は07年2月中旬に内定する。
夕張市役所観光対策本部観光課はJ-CASTニュースの取材に対し、民間企業に委託することで今までよりは業績が向上するのは間違いないが、全てが黒字化するのは難しいだろうとし、「施設を存続し住民の雇用を確保することが狙いのため、黒字化できそうな施設だけを切り売りするのではなく、赤字になる施設を含めトータルで面倒を見ていただける企業に託したい」と話した。