2024年 3月 29日 (金)

円高差益還元の動き出始める ニトリ、西友が大幅値下げ

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   円高が進み、差益分を還元する会社が出てきた。ニトリは2009年2月21日から300品目の家具、カーテン、カーペットなどを平均17%値下げする。西友もホーム・インテリア用品1400品目を10~40%、輸入生鮮食品も約24%下げる。値下げの動きは2009年3月以降、さらに広がりそうだ。

ニトリ、1300品目を平均20%値下げ

   大手家具のニトリ(本社:札幌市)は家具60品目、カーテン、カーペットなどホームファッション商品240品目の計300品目を、平均17%値下げする。3万9900円のソファーが2万9900円に、3990円のカーテンが2990円になる。

   08年5月以降に実施した3回の値下げと合わせて、累計約1300品目を平均20%下げている。全8000品目のうち16%にあたる。

   広報担当者は安くできる理由について、

「中間に業者をはさんでおらず、輸送、貿易にかかるコストを削減していることや、円高差益も追い風になっています」

と説明する。

   08年3~5月の既存店売上高は前年を下回っていたが、値下げを始めた08年6月以降は前年を超えている。11月は113.4%を記録した。

   大手スーパーの西友は、ホーム・インテリア用品、家庭雑貨、家電製品1400品目を09年1月から従来価格より10~40%値下げした。さらに、円高差益還元として2月から輸入生鮮食品を値下げする。米国産豚ロースの店頭価格を全品目100g あたり127円から97 円に引き下げている。値下げ幅は約24%。また、米産グレープフルーツ1個97円から89円、インド・インドネシア産えび中16尾は498円から397円、ブラックタイガーえび大12尾は598円から498円にそれぞれ値下げする。

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