内外タイムスに「エロ記事」復活 娯楽紙として「あるべき姿」がこれだ

2009/6/ 3 20:07

   夕刊紙「内外タイムス」に「エロ記事」が復活した。新しい経営陣の意向で2009年4月から約1か月間、風俗情報や広告を掲載していなかったが、「娯楽紙としてあるべき姿」に戻すため、方針を転換したという。また09年6月1日には異例の「故内外タイムス新聞葬」を開催。「新聞名」を一般公募することも発表した。いったい何があったのか。

「夕刊紙に政治経済記事を期待するなど」

   内外タイムス社は08年11月、不動産事業のアムス・インターナショナルに買収された。このオーナーの意向が「日経新聞のような夕刊紙を目指す」ということで、「エロ記事」の掲載を09年4月6日から取りやめていた。

   だが、この方針に読者は反発。内外タイムスの公式サイトにある掲示板「世間に一言」にも、

「紙面の方向転換については、とても残念です。夕刊紙に政治経済を期待するなど、経営陣の錯誤です」
「ストリップ劇場の広告載ってるかぎりは買い続けてたが、僕ももう買わないですね」

と残念がる書き込みが目立っていた。

   そういった声を反映してか、部数も伸び悩み、経営も行きづまった。そしてついに09年5月8日、臨時株主総会が開かれ、前経営陣とは「決別」。紙面を再び「娯楽紙としてあるべき姿」に戻すことを決めたという。「エロ記事」も5月22日から掲載を再開した。内外タイムスの担当者は、「夕刊紙で誰も政治・経済なんて堅いものは読みたくないですよね」とし、「風俗情報だけでなく、本来『内外タイムス』としてやっていた、会社帰りにホッと一息つける記事」を目指して紙面づくりに励むと話している。新しい経営陣に関しては具体的に名前を明かさなかったが「色々な事業を展開している企業」として、「今月末の定期株主総会後には、正式に発表できるでしょう」と話している。

(続く)

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