大学病院でもできる「美容整形」 50、60歳代女性に人気

2009/9/12 17:07

   「若々しくきれいでいたい」と「美容整形」の門を叩く50、60歳代の女性が増えている。都内のクリニックでは患者の半数以上が中高年女性だ。「老け顔」の犯人、「シミ」「シワ」「たるみ」をなくし、見た目が10~15歳も若返る人もいる。また、最近は大学病院でも最先端の美容医療を受けることができ、注目を集めている。

患者の半数以上が中高年女性

「ここ数年で中高年女性の患者さんは増加しています。東京でも月に平均1000人以上の患者さんが来院しますが、そのうち半数以上が中高年です」

というのは、聖心美容外科の鎌倉達郎統括院長だ。

   目や口の周りのシワ、たるみを気にする中高年女性が多く、ほとんどが「若返り」を希望する。高い効果と持続性が得られると人気の治療法は、自身の血液から採取した血小板などの成分を利用する「プレミアムPRP皮膚再生療法」といい、最先端の再生医療だ。「溶ける糸」を使って額のシワ、目尻、口角のたるみなどをリフトアップする「シルエットリフト」という方法もある。

   鎌倉統括院長は若返りの効果について、

「人によりますが、5歳程度の自然な若返りもあれば、10~15歳程度の劇的な『若返り』を得られる方もいらっしゃいます」

と明かす。

   最近は、大学病院でも美容医療を受けることが可能だ。

   東京大学医学部附属病院 形成外科・美容外科は、美容外科と美容皮膚治療を行っている。おでこ、目もと、口の周り、あごなどにできた皮膚のたるみには、皮膚の一部を切開してリフトアップする「フェイスリフト」が効果的だ。浅いシワにはコラーゲンを注入し、深いシワにはボツリヌス菌毒素(ボトックス)注射といったメスを使わない治療もある。シミの場合は症状によって治療法が異なり、レーザー照射や、ビタミンA誘導体のトレチノイン、漂白作用のあるハイドロキノンといった薬剤を組み合わせて使用する。

(続く)

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