一時は「2号機で核分裂継続」説 東電誤発表のドタバタ

印刷

   東京電力は2011年3月27日、福島第1原子力発電所の2号機タービン建屋のたまり水から、ウランの核分裂の際にできるヨウ素134が通常の約1000万倍の1立方センチ当たり29億ベクレル検出されたといったん発表した。

   ヨウ素134の半減期は、約53分と極端に短い。そのため、「1000万倍」という数値は、「炉内で部分的な核分裂反応が続いているのではないか」との見方につながった。

2度の訂正で混乱

   たまり水から検出されたセシウムやヨウ素は、壊れた燃料棒から放射性物質が外に出ない限り検出されにくい物質なので、燃料棒が壊れている可能性は高い。損傷があれば、漏れた放射性物質が発した中性子線が原発の燃料であるウランに当たり、部分的に核分裂反応を起こす恐れも出てくる。

   ただし、核分裂反応が続いて再臨界が起これば、周囲には中性子線が検出されるはず。今回はこれがなく、一部の専門家からは測定ミスではないかという見方も出ていた。

   こうした指摘を受け東電は再分析し、3月27日夜、ヨウ素134をコバルト56と取り違えていたと発表。さらに28日未明には、コバルト56ではなくセシウム134と取り違えたと再び訂正した。

   それぞれ半減期が異なるため、検出された物質から想定される原子炉の状態も異なってくる。東電による2度の訂正は、大きな衝撃と混乱を招いてしまった。

   枝野幸男官房長官は28日の記者会見で、「放射線の測定はさまざまな安全確保のための大前提になるもので、こうした間違いは決して許されるものではない」と、東電のミスを厳しく批判した。

インヴァスト証券

   振り返れば、2016年の外国為替相場は6月のEU残留か離脱かを決める英国民投票や、11月の米大統領選など大荒れ。外国為替証拠金(FX)取引で大きな損失を出した投資家も多かった。FXは、専門家ですら為替相場を見誤ることがある、ハイリスク・ハイリターンの投資商品だ。いま、そんなFXでも、初心者がはじめやすいと評判なのが......続きを読む

PR 2016/12/19

日産

   購入者の約8割が「e-POWER」 いったいなぜ? 続きを読む

PR 2016/12/26

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報

向田邦子、阿久悠、秋元康の作品から、現代の女性像を紐解く。

「女性と文化」WEB公開講座
追悼
Slownetのおすすめ記事(提携)
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中