パソコン、スマホが「お墓」になる 「WEB涅槃」に問い合わせ多数

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   インターネット上で墓参りできるサービスを千葉県の寺院が始めた。これまでもネット墓地はあったが、寺院による運営はあまりなく、いつでもどこでも墓参りできるサービスとして改めて注目を集めている。

   千葉県御宿町にある曹洞宗・長慶寺が2012年3月にインターネット墓参りサービス「WEB涅槃(ねはん)」をスタートした。

プロフィールのほか、写真や音声も掲載可能

「WEB涅槃」トップ画面
「WEB涅槃」トップ画面

   長慶寺では、これまでも遺骨を土に埋めてその上に樹や花を植える樹木葬や、海での散骨葬など、形にとらわれない新しい試みを行ってきた。

   「WEB涅槃」では、インターネット上のページに故人の氏名や住所、生没年月日といった基本的な情報のほか、顔写真や音声、モットーや家訓、事績などを掲載。自由にカスタマイズできる。これがお墓という訳だ。

   契約者にはIDとパスワードが発行され、ネット環境があればどこからでも墓参りすることができる。料金は、33年で20万円。樹木葬とセットで50万円、海洋葬とのセットで35万円となっている。通常、墓地に墓を持つと何百万円もかかることを考慮するとかなり安い。

   長慶寺住職の古川範男さん(63)は日経新聞記者を経て、出向先のテレビ東京でディレクターをしていたという異色の経歴の持ち主だ。現在、経済番組「ワールド・ビジネス・サテライト」でキャスターをしている小谷真生子さんは、古川さんがプロデューサー時代に起用したという。2000年に早期退職し、その後、仏門に入った。縁があって2006年から長慶寺の住職をしているという。

   古川さんは、「近年、核家族化や少子化などで「墓を守る」ことが難しくなっている。そうした層のニーズに応えるため「WEB涅槃」を思い立った、と説明する。ネット墓地を運営する霊園はこれまでにもあったが、寺院がこうしたサービスを運営する例はあまりなく、千葉県内では初だという。

「ある意味仏教の宗教観に最も近い」?

   また、古川さんは「お寺と檀家の付き合い方が変わっている」と話す。地元を離れて都心や海外などの遠くに行ってしまう人も多く、ゆくゆくは「寺と家」ではなく「寺と個人」の付き合いになっていくとする。「WEB涅槃」も、檀家以外でも利用可能で、さらに宗派や宗教までも問わない。

   開設してからまだ1か月ほどだが、連日問い合わせがあるという。50代以下のインターネットに馴染みのある世代が親のために検討するケースが多く、自分の将来を考えて70代の人が問い合わせを寄せる例もあった。

   ネット上で墓参りというのは従来の考え方からするとかなり斬新だ。2ちゃんねるやツイッターなどでも話題になり、多くの書き込みが寄せられた。「これは墓参りじゃない」「デジタルデータ拝んで楽しいのか」というものもあったが、「自分が死んだらこれで十分だな。どこでも携帯端末で呼び出されて墓が晒されるのにわくわくするw」というものや、

「実は今ある宗教儀式って歴史自体は浅くて、近代になって確立された物ばかり。親より貧乏で生活程度の低い子供でもちゃんと管理出来る供養方法を見つけるのは、大切な事」
「ある意味仏教の宗教観に最も近いやり方だと思うぞ」

といった好意的なものも多く寄せられていた。

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