猪瀬東京都副知事 渦中の佐野眞一氏の過去の「盗用」を指弾

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   橋下徹・大阪市長に絡んで「週刊朝日」(2012年10月16日発売)の連載記事「ハシシタ 奴の本性」第1回をめぐり、今や渦中の人物となった執筆者のノンフィクション作家佐野眞一氏。

   その佐野氏に関して東京都副知事で作家の猪瀬直樹氏が、佐野氏の過去の盗用疑惑をツイッター上で指摘し波紋を呼んでいる。

猪瀬氏「佐野氏の品性に疑問」

   猪瀬氏が佐野氏や週刊朝日に関連したツイートを投稿したのは2012年10月18日夜。一部はフォロワーからの質問に答える形で計6本を自身のツイッターに掲載した。

   猪瀬氏はまず、問題の週刊朝日の広告記事「ハシシタ 橋下徹も知らない本性をあぶり出すため、血脈をたどった!」を10月16日付朝刊に掲載した朝日新聞の姿勢について「あのタイトルに問題なしとした公器の責任は大きい」とただす。そして、次にその矛先を突如として佐野氏に向けた。

「1985年11月号月刊現代の『池田大作 野望の軌跡』(佐野眞一)は、1981年三一書房刊『池田大作ドキュメントー堕ちた庶民の神』(溝口敦著)からの盗用が10数箇所もあり、翌月号に『お詫びと訂正』があります。このときから品性に疑問をもち付き合いをやめました」

   と指弾したのだ。

   さらに猪瀬氏は、佐野氏の2冊の著作本「紙の中の黙示録」(1990年刊)と「日本のゴミ」(1993年刊)がそれぞれ、深田祐介氏の「新東洋事情」(1988年刊)、山根一眞氏の「ドキュメント東京のそうじ」(1987年刊)の記述内容の一部を盗用している、と記述した。

「業界が甘やかして何でもありをつくった反省も必要」
「編集者は担当したことが恥で表に出さない。河岸を変えれば分からない、と犯罪は繰り返される」

   と出版界の問題点にも言及した。

   猪瀬氏の一連のツイートを受けてネットの掲示板には、すぐさま佐野氏の盗用疑惑に関するスレッドが立ち上がり、多くの非難や中傷するコメントが掲載された。だが、ノンフィクション界の大家の業績を否定するかのような猪瀬氏のツイート内容は、果たして本当なのか?

    問題の記事が月刊現代に掲載された1985年当時、佐野氏の肩書きはルポライター。同誌11月号の「池田大作 野望の軌跡」は、創価学会第二代会長・戸田城聖氏の薫陶を共に受けた池田氏とA氏(故人)のその後を追い、巨大宗教団体内部の「真相を抉る」という32ページもの力作だった。

   J-CASTが調べたところ、確かに同誌1985年12月号の巻末448ページの左隅に次のような囲み記事が掲載されていた。

「溝口敦氏の著書『堕ちた庶民の神』 から引用した個所がありました」

   「本誌十一月号「池田大作『野望の軌跡』」(筆者佐野真一)の記事中、出所を明記せずに、溝口敦氏の著書「堕ちた庶民の神」から引用した個所がありました。同氏にご迷惑をおかけしたことをお詫び致します」

   盗用疑惑としてツイッター上にさらされた他の2冊はどうか?

   猪瀬氏が「盗用」「瓜二つ」と指摘する「紙の中の黙示録」―「新東洋事情」、「日本のゴミ」―「ドキュメント東京のそうじ」の問題個所を読み比べてみた。すると、一部分に限ってではあるものの、佐野氏はすでに出版されていた深田氏の「新東洋事情」と山根氏の「ドキュメント東京のそうじ」をなぞるような形で、同じテーマで同じ場所に出向いて取材して執筆していた。文章のニュアンスも問題部分に関しては当然のように似てはいた。 これが「盗用」に当たるか否かの判断は難しいところだ。

   2人は現在同じ65歳で同学年ながらもそりが合わず、以前から互いをライバル視する関係だったという。

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