高速バス「予約→キャンセル」繰り返さないで JR関東が「不正行為」にカンカン

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   高速バスの予約システムを不適切に利用している乗客がいるとして、バス会社が頭を悩ませている。一度座席を予約したにもかかわらず運賃を払わないまま「キャンセル→再び予約」を繰り返す乗客がいるというのだ。このせいでバスに乗れなくなる乗客も出ているということで、ウェブサイトには異例の注意喚起の文章も掲載された。

予約日から3日以内に運賃を支払う

   注意喚起の文章が掲載されているのは、JRバス関東(東京)のウェブサイト。問題となっているのは座席指定制のバスをウェブサイトで予約する場合だ。予約してから3日以内にクレジット決済やコンビニ経由で運賃を支払う必要があり、期限までに支払われない場合、予約は自動的にキャンセルされる。乗車当日でも予約でき、その場合は発車60分前までに支払いの手続きを済ませる必要がある。

   ところが、お盆直前の8月6日に掲載された文章によると、「『決済期限直前にキャンセルされ、直後に新たに予約する』を発車当日まで繰り返し、実際は代金を支払わないお客様」が存在し、「その結果、ご乗車を希望されるお客様が、満席でお断りせざるを得ない事態」が生じているという。

   これは、(1)決済期限直前になってキャンセルする(2)キャンセルされた席は他の利用者が予約できるようになるが、直後に自分で予約を入れ直す(3)決済期限まで予約を持ったまま座席を占有し続ける、といったことを指しているようだ。

「ツアーバス」廃止で座席の供給数が減ったのが原因?

   この背景には、大きく2つが指摘されている。ひとつが、高速バスの座席の供給数自体が減少しているという問題だ。安さで人気だった「高速ツアーバス」という業態は8月1日から廃止され、これまでのツアーバス事業者は、これまでも「路線バス」として知られてきた乗合バス事業者へ移行するか、撤退するかの2択を迫られた。かなり多くのツアーバス業者が撤退を選択した模様で、そのぶん予約が取りにくくなっている。この状況に「実際に乗るかどうかはともかく、とりあえず予約を沢山入れておこう」いう、結論をぎりぎりまで先送りしたい乗客の心理が加わり、事態をさらに悪化させているようだ。

   もうひとつ指摘されているのが、隣の席を空けようとする手口だ。隣り合った2席を予約した上で「キャンセル→予約」を繰り返し、出発直前に1席だけ決済すれば、隣が空席になる可能性も出てくる。

   ウェブサイトの文書によると、

「これらの行為を不正とみなし、会員資格の取り消しやご予約をお断りさせていただく場合がございます」

と、強い姿勢で臨む方針だ。

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