ペットでぜんそく悪化に「手放すのが望ましい」 「そんなことできるはずない」ネットで猛反発

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   犬や猫を飼っているぜんそく患者は症状が悪化する傾向があることが病院のグループの研究でわかった、とNHKが報じた。ところが、調査に携わった研究員が、ペットに触ることで症状が悪化する場合は「手放していただくことが望ましい」などと説明したというので、ツイッターなどで「ふざけるな!」「処分しろという事か!」と怒りの声が挙がった。

   ペットと言っても昔と違い今や家族の一員で、独身の人にとっては「伴侶」のような存在。どう一緒に暮らすかのアドバイスが欲しかったというのだ。

「唖然としました。それが何を意味するのかわかっているのか?」

   NHKは2013年12月5日の朝のニュースで、犬や猫などのペットを飼っている若いぜんそくの患者は、ペットを飼っていない同じ年代の患者に比べ症状が悪化する傾向にあることが、神奈川県相模原市の国立病院機構相模原病院臨床研究センターの研究で分かった、と報じた。

   16歳から34歳までのぜんそくの患者460人を対象とした調査で、ペットを飼っている患者は、飼っていない患者に比べ、吐く息の量が平均で10%少なく、のどのアレルギー物質に対する反応も強くなっていた、という。同センターの研究員は、ペットに触ることで症状が悪化する患者がいて、

「治療を充分に行っても病状が落ち着かない場合は、(ペットを)手放していただくことが望ましい」

と指摘した。

   このニュースは瞬く間にツイッターで広がり、怒りを露わにする人が続出した。

「唖然としました。それが何を意味するのかわかっているのか?」
「新規に飼うのを控えろなら分かるけど、今いるのを『処分しろ』ということ?」
「よく軽々しくそんなこと言うな。こいつ人間としておかしい。動物をなんやと思ってるんや」

などといったツイートが出た。

   ペットの毛やフケなどがアレルゲンになり、ぜんそくの症状が出たり、体がむくんで発熱するといった症状を「ペットアレルギー」などと呼んでいるが、近年そうした報告が増えているのは事実だ。自分もそうなってしまうのではないか、と不安に駆られる人も出ている。ネットの掲示板や専門サイトには数年前から「どうしたらペットと暮らし続けられるのか」といった相談が寄せられるようになった。

   26歳の女性は19歳の時に喘息を発症したが、妊娠したことから両親が心配し「猫を処分しろ」と迫られた。猫も自分の子供も大切であり、

「猫と一緒に暮らしていく知恵などがあればぜひ教えていただけませんでしょうか」

といったものだ。

手放したくない一心で生活を改善し完治させたという例も

   38歳の主婦は29歳の時に犬を飼ったが、翌年に喘息を発症した。病院に行くと看護師から「犬を処分したほうがいい」と言われたという。犬は自分にとってかけがえのないパートナーであり伴侶、犬のおかげで今の自分がある。「わんこを手放す気は毛頭ありません」として犬と暮らしていくことを目的に治療を続けているという。

   また、猫と暮らすために喘息を完治させたとの報告もある。ある人は猫を飼って5年目で酷い喘息になった。もともと猫アレルギーがあったのだという。喘息を治すために徹底的な掃除、アレルゲン物質を取らないバランスの良い食生活、ストレスの軽減、規則正しい生活などを心がけた、などと報告している。

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