「イスラム国が戦闘機獲得」情報 元イラク軍パイロットが訓練中か

印刷

   イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国」に対する掃討作戦が本格化するなか、イスラム国側も戦力を強化しつつあるようだ。イスラム国はシリアやイラクで多数の油田を占拠し、そこで採掘された石油を密売して武器調達の原資にしている上、制圧に成功したシリアとイラク政府の軍事拠点から重火器や戦車を略奪しているとされる。

   イスラム国はこれに加えて戦闘機も手にしたという証言もでてきた。仮にこれが事実であれば、国際社会にとってさらに脅威が増すことになる。

低空飛行繰り返すのを周辺住民が目撃

ミグ23は旧ソ連が開発し、イラン・イラク戦争や湾岸戦争でも実戦に投入された
ミグ23は旧ソ連が開発し、イラン・イラク戦争や湾岸戦争でも実戦に投入された

   英国に本拠地を置くNGO、「シリア人権監視団」は2014年10月17日、「信頼できる情報源」の話として、イスラム国が飛行可能な戦闘機3機を保有しているようだと発表した。戦闘機は旧ソ連が開発したミグ21やミグ23とみられ、制圧したシリア軍の基地から奪ったようだ。訓練が行われている基地は、イスラム国がシリアでの重要拠点と位置付けている都市、アレッポの東側にある。

   これらの戦闘機にミサイルが搭載されているかは明らかではないが、サダム・フセイン政権時代の旧イラク軍パイロットがイスラム国に参加してパイロットの訓練に携わっているという。

   訓練は着々と進行している模様だ。シリア人権監視団の発表によると、基地の近隣住民は戦闘機が基地を離陸し低空飛行するのを複数回にわたって目撃している。

ミグ21や23、イラン・イラク戦争や湾岸戦争で実戦に投入

   ミグ21と23は、運用開始がそれぞれ1959年、1967年と比較的古い機種だが、いずれも現役だ。中東地域に限っても、イラン・イラク戦争や湾岸戦争で実戦に投入されている。

   イスラム国をめぐっては、米軍8月8日からイラクでの空爆を開始し、9月からはシリアにも範囲を拡大。10月15日には一連の作戦を「確固たる決意」と名付け、周辺国と連携しながらイスラム国の壊滅を目指す姿勢を鮮明にしたばかり。だが、米軍側は地上戦に投入できる戦力に乏しく、長期戦は必至とみられていた。この状況でイスラム国側の戦闘機導入が明らかになったことで、さらに苦しい戦いを迫られそうだ。

日産

   購入者の約8割が「e-POWER」 いったいなぜ? 続きを読む

PR 2016/12/26

インヴァスト証券

   振り返れば、2016年の外国為替相場は6月のEU残留か離脱かを決める英国民投票や、11月の米大統領選など大荒れ。外国為替証拠金(FX)取引で大きな損失を出した投資家も多かった。FXは、専門家ですら為替相場を見誤ることがある、ハイリスク・ハイリターンの投資商品だ。いま、そんなFXでも、初心者がはじめやすいと評判なのが......続きを読む

PR 2016/12/19

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報

向田邦子、阿久悠、秋元康の作品から、現代の女性像を紐解く。

「女性と文化」WEB公開講座
追悼
Slownetのおすすめ記事(提携)
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中