婚活サイトを使って1週間本気で婚活してみた

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   「婚活サイトを使って、ガチで婚活してください」


   突然こんな依頼が私の元へやってきた。

    1週間という短い期間だが、実際に婚活サイトを利用してまじめに婚活をしてみた。

   たくさんの気付きを得たので、記事にしてみる。


   ■私について


   私は会社員をしている35歳の男。

   「しーなねこ」というニックネームでブログを書いたり、イベントや活動をしたりしている。

   これまでの恋愛は、ここに書けるようなドラマチックな恋愛ではない。

   二十代の頃は、とにかくモテたいと思っていた。

   モテるために、モテに関する本を、三十冊ほどまとめ読みしたこともあった。

   そしてわかったことがひとつある。


   「本を読んでもモテない」ということだ。


M-1グランプリに出ていた頃(上)「日本エクストリーム出社協会」をやっている(下)
M-1グランプリに出ていた頃(上)「日本エクストリーム出社協会」をやっている(下)

   以降はモテそうなことはなんでもやってみることにした。

   「お笑い芸人がモテる」という話を聞いたときは、M-1グランプリに出場したりもした。

   積極的な行動が功を奏してか、お付き合いすることができた期間もあった。


   交際は学びの連続。

   己の生の感情と、相手の生の感情、お互いの感情がぶつかり合って生まれる反応を観察することで、人間を知ることができたように思う。とくに、自分特有の認知や思考のクセ、歪みを発見した。恋人と別れひとりになってからは、その『歪み』を解消してからでないと相手に迷惑をかけると思い、人と付き合うことは避けていた。

    そのまま数年が経過して現在。『歪み』はいまだ解消されていない。 何も変わっていないのである。薄々感じていたが、人は他者と関係しなくては変われないのだ。これがガチで婚活をしたいと思うに至った経緯である。


   ■突然の執筆依頼


   そんなとき、「婚活サイトyoubrideを使って、ガチで婚活してください」という依頼が舞い込んできた。あまりのタイミングにドッキリかと警戒したが、私にドッキリを仕掛けても誰も得をしないと思い、快く引き受けた。


   しかし、婚活サイトがどんなものなのかよくわからなかったため、とまどいもあった。なんだか出会い系サイトのようなイメージを持っていたから。


   婚活サイトにはさまざまな種類があると聞く。アドバイザーが自分におすすめの異性を紹介してくれるアドバイザー主導型婚活サイト、サイトが主催するお見合いパーティーに参加することでパートナーを見つけるパーティー型婚活サイト、などなど。


   今回使うサイト「youbride」はミクシィグループが提供している会員数90万人の最大級婚活サイトとのこと。登録された会員間でパートナーを探すタイプの婚活サイトらしい。驚愕だったのは、「年間2000組の結婚を前提としたカップルが誕生」という実績。これ、すごすぎないか。どんだけ少子化解消に貢献してるんだと。



   ■アバターをつくろう


   早速アカウント登録をしてみる。ニックネームを入れ、アバターを登録。まるで私のために用意されたかのようなアバターがあった。

私のために用意されたようなアバター
私のために用意されたようなアバター

   ログインをすると、「注目度が約10倍アップ!写真を掲載しましょう」とアドバイスが表示され、次に何をすればよいのかがわかる。道にも人生にも迷いがちな私にはこういった道しるべは大変助かる。

   次にプロフィール。趣味や出身地といった項目は一般的なSNSにもあるが、婚活サイトだけあって、学歴や年収という生々しい項目も。ざわざわする。そう、私はコンプレックスの塊だから。


   そしてもっとも時間を要したところは、顔写真の登録。


   写真は重要だ。おかしなものではプロフィールを見てもらえない。だからといって盛った写真にすると、実際会ったときに「だれだおまえ!」と言われかねない。さてどうしようかと悩んだが、「どんな写り方でもおかしい」という事実に気付いたら、すんなりアップすることができた。


   年収も学歴も顔もパッとしない35歳のおじさんのプロフィールが完成。こんな私と付き合いたいと思う女性が現れるのか。少々不安になる。


   1日目はぐったりして終了。しかし自分の状況を客観的に知るよいきっかけにはなった。

こうして出来上がったプロフィール欄
こうして出来上がったプロフィール欄

   ■運命の女性をさがそう


   2日目。希望条件にマッチする異性を探すことができる検索機能を使おう。

   その結果、100人とか出てきた。タイプの女性たちがイナバ物置の上にみっしり乗っている幸せな絵が頭に浮かび、うっとりする。

   更に自分の結婚観や年齢など希望条件に近い人を提案してくれる機能も。数十万人の中から3名だけ紹介されると、これはかなり運命を感じる。

やっと出会えたね
やっと出会えたね

   相手のプロフィールを見ると足あとが付くのだが(ここらへんがミクシィっぽい)残念ながら私のページには足あとがほとんど付かない。それはまるで寂れた商店街のように。


   しかし私は試行錯誤するうちに、女性にプロフィールを見てもらう方法を見つける。


   第1に、たくさんの人のプロフィールを見て自分の足あとをつけまくること。

   すると、相手に自分が興味をもったことが伝わるので、相手も見てくれる可能性が高まる。


   第2に、つぶやきや日記を書くこと。

   新着順に表示されるので、相手の興味を引きそうなことを書けば読んでもらえ、内容がよければプロフィールまで見てもらえるはずだ。


   ということで、こんな日記を書いた。

タイトル:流星ワゴンのキャラと完全に一致
夜、妹が「流星ワゴンにあんたと同じ格好の人が出てるよ!」と呼ぶので居間に行ったら、テレビに出てるキャラクターと、ぼくの服装が完全に一致していて愕然とした。この組合せで普段から会社とか行ったりしているので、コスプレしてると思われたらちょっと恥ずかしい。
youbride5.jpg

   この日記で、「いいね!」を29件と数十名の足あとが。寂れた商店街に、突然活気が訪れる。


   学歴、収入、顔などのスペックに関係なく、おもしろければ反応してくれる......。これは発見である。足あとがまったくないときは、「どうせ世の女性たちは経済力のあるイケメンにしか興味がないんでしょ......」と、いじけかけていたのだが(認知の歪み)、急に世界が明るくなった。こんな私でも、おもしろ方面に舵を切れば勝機はありそうだ。


   ということで、プロフィール画像をいろいろ変えてみようと思う。

youbride6.jpg

   「スギちゃん」のコスプレをしたときの写真。まじめな投稿より反応がよかった。すべることを恐れないオープンマインドが、心の壁を取り払ったようだ。

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   傘を忘れてずぶ濡れになった写真。自分で笑ってしまったので投稿したが、恐怖感を与えてしまったのか、反応はなかった。無難な写真の方がよさそう。

youbride8.jpg

   厚木のマスコットと一緒に、ほがらかさをアピール。初対面の男性と会うことに不安を感じる女性も多いはず。変だけど悪い人ではないと知ってもらうことが第一。


   このようにプロフィール写真を次々投入していったところ、なんと婚活開始3日目にして、女性からメッセージが! しかも希望にマッチしている方からである!


   「お......おおお!」とよろこんで返信、何度かメッセージをやりとりした結果、この女性とお会いする約束ができた。(お会いする日が記事の公開後なので報告できないが、ガチの婚活なので、完全プライベートで会ってきます)


   登録して3日目で会えることになったのは、ほんとうに驚いた。編集部も一緒に驚いていた。「ギャラ引いておきますね」とまで言われた。「出会い? ないですねえ」とこぼしていた日々はいったい何だったのだろうと思うほど、あっさりであった。おそるべし、youbride

   ■なんだか行動的になる


   youbrideでよい結果が出てアドレナリンが分泌されたのか、なんだか行動的になってきた。


   婚活5日目、話し方教室へ向かう。


   コンプレックスだった自分の話し方を、婚活を機に改善したいと思ったのだ。

   女性たちの日記に励まされて、自分も何かしようという気になったのも理由のひとつである。


   話し方教室の先生だけあって、ものすごく話しやすい先生に話力チェックとアドバイスをしてもらう。

取り調べを受けているみたいだが実際はなごやか(協力:ヒューマン話し方教室)
取り調べを受けているみたいだが実際はなごやか(協力:ヒューマン話し方教室)

   結果、「しーなさんは生きている感じがしない」というご指摘をいただく。こんなにジャストな表現をいただいたのは初めてで、ショックというよりはむしろ感動した。

   自分に自信がないことが、相手と目を合わせなくしたり声を小さくしている理由とのこと。自信がつけば、生命力が溢れ、相手に気持ちが伝わるようになるという。


   話し方は一生もののスキルだ。婚活にも仕事にも役立つ内容が盛りだくさんだった。直接的な出会いに結びつかなくても、婚活のプロセスが自分にどんどん好影響を与えてくれているのを実感する。


   ■婚活一週間を終えて


   婚活サイトを使ったガチの婚活を終えて。結果は、女性数名とメッセージや連絡先をやりとりすることができ、1名とお会いする約束を取り付けることができた。

   メッセージを送っても返事をいただけないこともあったが、自分から積極的になれたのは前進である。めげずに気持ちを切り替える練習にもなったと思う。


   結果より大事だと思ったのは、久々に胸が踊るような1週間を送れたこと。初対面の女性に、薄いラブレターのようなメッセージを気軽に送るのはやはりわくわくする。やりとりが続くとテンションが上がる。というか、すでに少し好きになったりする。

   錆びて固まっていた心の恋愛歯車に油が差されたようだ。


   サイトを使った婚活で重要なことは、結果にこだわりすぎないことではないだろうか。

   メッセージのやりとりという小さなアクションが、よろこびにつながり、よろこびが行動を変え、行動が人を変える。人が変わると、やりとりや交流が広がり、よろこびも膨らむ。そんな好循環がある。この好循環をキープするうちに、結果として結婚できるんじゃないかと思った。

旅先でもスマホで婚活
旅先でもスマホで婚活

   友人に、「しーなさん、印象が少し変わりましたね」と言われた。ガチになれば、1週間でも印象が変わるのだ。自分でも変化しているのを実感できた1週間、動き出して本当によかった。


   以前よりは、よい人間関係を作っていけると信じている。



   〔企画編集:concent〕

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