「少年マガジン」に過激性描写「袋とじ」 ヤンマガじゃないのに「まじこれ?」

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   「週刊少年マガジン」の最新号(2016年11月16日発売)に「袋とじ」企画が登場した。中を見ると、全裸の高校生男女がベッドでキスをするシーンから始まり、全編に渡って過激な漫画の性描写が続いている。

   少年誌らしからぬ表現のため「袋とじ」にするしかなかった、と思っている人もいるようだが、今やこの手のマンガ雑誌の読者層の大半は成人で、この奇想天外な企画にマンガファンは大喜びしているようなのだ。

  • 「週刊少年マガジン」の「袋とじ」企画
    「週刊少年マガジン」の「袋とじ」企画

読者層の75%が成人という調査

   「袋とじ」になったのは、14年春から連載が続いている人気マンガ「ドメスティックな彼女」(略称:ドメカノ)。もともと性描写が多い事で知られ、連載の第一回は高校生の男女が性行為を終えたシーンから始まっている。合コン後の行きずりのSEXで、二人は二度と会うことはないと思っていたが、なんと親同士が再婚し、一つ屋根の下で兄妹として暮らすことになる、といったストーリーだ。「袋とじ」では、この兄妹の「初体験」後の二度目のSEXが描かれ、「準備万端ってカンジ・・・」「あはぁ・・・!あっ んあっ・・・!」などといったセリフが出て来る。

   ネット上では「マガジン」のこの企画に対し、

「少年マガジンまじなのこれ?」
「ヤンマガならセーフ、これは少年マガジンなのでアウト」

などといった書き込みが掲示板に出た。少年誌だから小中学生に悪い影響を与えるのではないか、といった心配については、

「もうおっさんしか読んどらんしなマガジンて」

といった声にかき消された。

   実は少年誌を読む小中学生は少ない。雑誌広告のポータルサイト「雑誌広告ドットコム」のホームページによれば、「マガジン」の読者層は12歳~14歳が6.0%、15歳~19歳19.0%、20歳~24歳25.1%、25歳~29歳21.1%、30歳~34歳9.2%、35歳以上19.6%で、約75%が成人なのだ。そのため、掲載されるマンガの内容もそこにシフトしている。ライバルの「週刊少年ジャンプ」も今や支えるのはボーイズラブを好む「腐女子」層で、「黒子のバスケ」といった大ヒット作を生んできた。

「雑誌に限定した企画」

   今回の「袋とじ」はドメカノファンに大受けだった。作者の流石景さんがツイッターで、

「ついに!ついに明日は表紙&袋とじ付きマガジンの発売ですよ?!『2人のエロス(愛)をもっと見たい!』という方は存分に楽しめる」
「損はさせません!(≧∀≦)」

などと16年11月15日に呼びかけると、

「もう買います10冊買いますよ ソファー作るくらい買います」
「朝から読んでどうにもならないので今日は会社休みます!(笑)」
「朝一でマガジンとハサミ買ってきました(笑)とにかく凄かったです!」

などといった大量のリプライが寄せられた。

   J-CASTニュースが16年11月16日に今回の企画意図を「マガジン」編集部に取材したところ、

「例えば巻頭カラーのように、読者の注目が集まるような展開を考える上で袋とじのアイディアが出てきた。読者にもっとこの作品を楽しんで欲しい、というのが狙いで、内容が過激だから袋とじになったという事とは全く違います」

と説明した。ちなみに、この袋とじはコミック化される際には掲載されないという。理由としては「雑誌に限定した企画」ということだったが、この限定感によって本誌の販売部数を伸ばしたい、という意図もうかがえる。

   少年誌の発行部数は少子化、そして小中生の少年誌離れによって減少の一途を続けている。業界1位の「少年ジャンプ」は1995年に653万部あったものが、現在では216万部ほどになり、2位の「マガジン」は00年まで400万部台で推移していたが同100万部まで下がった(社団法人日本雑誌協会調べ)。これをどう挽回して行くかが課題だが、「マガジン」の袋とじ企画が一石を投じることになるかもしれない。

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