深刻な就職難を訴える声がある一方で、会社の中には仕事に追われて苦しんでいる人がいます。自分で多くの案件を抱えながら、後輩の育成を託されている中堅社員も多いことでしょう。Q&Aサイトの「教えて!goo」には、そんな人からの相談が掲載されています。
「なぜ人に教えなければならないのですか?」
会社で働いていると、後輩に仕事のやり方を教えたり、仕事に対する考え方について話をしたりする機会があるものです。しかし、質問者のgontama5さんは、あえてそのような場面を避けてきました。
その理由は、人に教えたり人の育成にかかわったりすると、忙しい中で自分の時間も手間も取られてしまうから。また、人に教えることに対する会社からの直接的な評価があるわけでもない。それに、なんだか偉そうな感じがするのも嫌でした。
しかし最近になって、何となくそういう考えは自分にとってよくない気がしています。仕事を通じた成長に足りないものがあると感じたのでしょうか。そこで「育てる側、教える側のメリット」にはどんなものがあるのか、他の人に尋ねてみることにしました。
「会社にとってではなく、あくまでも個人としてよいことをお聞きしたいです」
この相談に対しては「情けは人のためならず」という意見が寄せられました
「教えてくれた人には尊敬の念を抱かないでしょうか? 他の人に慕われているとか人徳があるというのは、それだけで素晴らしいことではないでしょうか。たとえそれが昇給とか昇格に直接結びつかなくても」(mimzyさん)
後輩との信頼関係が築けている状態は、精神的な満足感をもたらし、社会人としての自覚を高めます。しかし「偉そうな感じがするのが嫌」という質問者さんには、すぐには受け入れられない考え方かもしれません。
(続く)
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