キャバクラに連れ回す上司に困ってます!

2010/3/11 10:29

   「巣ごもり消費」という言葉に表されるように、派手な消費をしたがらない若者が増えている。一方で、好景気の時代から「仕事もプライベートもパワー全開!」という先輩たちもいる。ある会社では、上司のノリについていけない若手社員が頭を抱えている。

>>ヨソでは言えない社内トラブル・記事一覧

いつの間にか「割り勘」で経済的にも負担

――中堅商社で営業3年目の社員です。いま困っていることがあります。それは、キャバクラに連れ回す上司のことです。いまでも毎週のように連れていかれます。
   半年ほど前、営業成績が伸び悩んでいるときに、残業中に課長に仕事のやり方を相談したことがありました。そのときは仕事を切り上げて喫茶店で1時間ほど話を聞いてもらい、親身にアドバイスをしてもらいました。
   おかげで業績浮上のきっかけとなり、隔週でミーティングの場を設けてもらうことになりました。ある日、ミーティングが終わって帰ろうとすると、
「じゃあ今日は、景気づけにキャバクラでも行くか!」
と言われ、相談に乗ってもらった恩もあるので後をついていきました。その日は課長におごってもらいました。
   次の週からミーティングが毎週になり、終わるとキャバクラへ行くのが恒例に。アドバイスは役立つのですが、キャバクラ同行がおっくうで仕方ありません。何度か「僕はキャバクラは・・・」と断ろうとしたのですが、
「何だよお前、いろいろ相談に乗ってやってるのに。だからお前は売れないんだよ!」
と言われ、仕方なくついていかざるを得なくなります。帰宅は午前2時過ぎになり、朝一番で出社するので睡眠時間が3時間ほどしか取れません。課長は元気いっぱいですが、自分は生活リズムが狂って就業時間中も眠くなります。
   それに、いつの間にか支払いが割り勘になったのも負担です。課長は独身だし、高給取りのはずですが。何より、私はキャバクラがそんなに好きではありません。どうすればいいのか困っています。良い対処法があれば教えてください――

(続く)

尾崎 健一(おざき・けんいち)

臨床心理士、シニア産業カウンセラー。コンピュータ会社勤務後、早稲田大学大学院で臨床心理学を学ぶ。クリニックの心理相談室、外資系企業の人事部、EAP(従業員支援プログラム)会社勤務を経て、2007年に独立。ライフワーク・ストレスアカデミー代表として企業のコンサルティングを行いながら、秋田大学医学系研究科で自殺予防の研究に携わっている。『ケーススタディ 認知行動カウンセリング』(至文堂)に執筆者として参画。共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。

野崎 大輔(のざき・だいすけ)

特定社会保険労務士、Hunt&Company社会保険労務士事務所代表。フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。企業の人事部を対象に「自分の頭で考え、モチベーションを高め、行動する」自律型人材の育成を支援し、社員が自発的に行動する組織作りに注力している。一方で労使トラブルの解決も行っている。単著に『できコツ 凡人ができるヤツと思い込まれる50の行動戦略』、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。

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