会社の経費削減が進む一方で、社員の業績アップへの圧力は強まるばかり。営業担当が自腹を切ってクライアントを接待するケースもあるようだ。ある会社では若手営業マンがクライアントとの休日ゴルフに疲れ、「せめて仕事と認めてもらえないか」と考えている。
――広告代理店に勤めている30代男性です。営業を担当しています。クライアントの重役さんとのゴルフにハマっており、なんとか抜けられないか思案しているところです。
その重役さんには、営業成績が上がらないときに、ずいぶん助けてもらいました。仕事のあとに飲みに連れていってもらい、つい悩みを漏らしたとき気晴らしにと誘ってもらったのがゴルフでした。
最初のうちは数カ月に1回だったのですが、そのうち回数が増え、この春は隔週ペースに。最初のうちは上達するのが楽しみでしたが、ここのところ仕事も忙しくなり、休みの日はゆっくりしたいと思うようになりました。
また、重役さんの知り合いを含めて参加メンバーを自家用車で送り迎えをするのですが、ガソリン代や高速道路代などの負担もバカになりません。とはいえ、付き合いを断ることで仕事も給料も減ってしまうのが恐ろしいです。
そんな折、上司に「ちょっと疲れているようだな」と声をかけられたので、事情を話したところ、
「そんなにムリして付き合わなくてもいいんじゃないか。できる範囲でいいよ」と言われてしまいました。
(続く)

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