2024年 3月 29日 (金)

都会のど真ん中でも電波がつながらないiPhoneは「機内モード」で解決

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「iPhoneって、ときどき通信の反応が悪いことがあるよね。てか、結構あるよね。あれって、auとソフトバンクとの通信網の違いによるの?」

   数年ぶりに会った友人が、会うなり薮から棒に訊ねてきました。

   筆者はauしか使ったことがないので、ソフトバンクのiPhoneについては、実際のところはよく知りません。ですが、たしかに3Gで使っていると、いつまで経っても通信を示すアイコンがグルグル回っていて、ぜんぜんつながらないことがあります。

   そうなる時はだいたい決まっていて、いったん接続を切ってスリープ状態にし、しばらくしてから場所を移動して再び接続をしようとした時です。

フレッシュな状態で電波を検索しなおしてくれる

   東京23区のど真ん中に居ても起こりますから、通信網の問題ではない…と言うまでもなく、実は以前に取材で原因と対策を聞いたことがあります。

   いったん接続を切って、少し時間を置いて再接続をしようとすると、iPhoneは直前につながっていた基地局を探すのだそうです。そこで場所を移動していると、直前の基地局が見つからず、それで反応しなくなるというわけです。

「じゃあ、オレみたいに頻繁に移動する営業マンだと、使うのが面倒くさいな」

   そんな人への裏ワザもちゃんとあります。

   設定を開いて、「機内モード」を操作すれば、一発で解決です。普通はオフになっているはずなので、それをオンにします。飛行機のアイコンが出ればオンになった証拠なので、すぐさまオフに。これだけです。

「それだけでいいの? なんで?」

   機内モードをオンにすると、それまでの基地局の履歴がクリアになるので、再接続の際にはフレッシュな状態で一番近い基地局を探し始めるのだとか。ひと手間かかってしまいますが、筆者もこの手を使ってつながらないイライラを解消しています。

   一部のウェブメールにアクセスする時には、safariの閲覧とcookieの履歴をクリアにしておかないとログインできないとか、使っていて意外と手のかかるiPhone。

   できの悪い子ほど可愛いとも言いますし、ひと手間かかることに慣れてしまえば、そんなにイライラすることもなくなります。もちろん、早く良い子になってくれるに越したことはありませんけど。(井上トシユキ)

井上トシユキ
1964年、京都市出身。同志社大学文学部卒業(1989)。会社員を経て、1998年よりジャーナリスト、ライター。東海テレビ「ぴーかんテレビ」金曜日コメンテーター。著書は「カネと野望のインターネット10年史 IT革命の裏を紐解く」(扶桑社新書)、「2ちゃんねる宣言 挑発するメディア」(文藝春秋)など。
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