2024年 4月 19日 (金)

面接で何を話していいか分からない人は、自分が「面接官」になってみるといいよ

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   東京の町を歩くと、リクルートスーツを着た人を多く見るようになってきました。就職活動の季節です。就活生のみなさん、お疲れ様です。

   大学受験の時は正解が決まっていて、その正解にたどり着くための方法を覚えればよかったのですが、就活の面接は、正解がなく、どんな準備をしなくてはいけないのかがわからず、苦戦している人が多いのではないでしょうか?

「すぐに辞めなさそうな人」をどう見抜く?

「カンボジアで大学生の研修生達が、こんな娘たちを採用しました」
「カンボジアで大学生の研修生達が、こんな娘たちを採用しました」

   そもそも、入社試験に関しては、各社ごとに採りたい人材が違うので、こうすればOKというものがありません。しかし、内定を取れる人はいくつでも取ることができます。

   二十数年の人生で積み上げてきた学歴や人に好意を持たれる力などの地力が物をいう世界なので、中間試験みたいに一夜漬けで一発逆転はできません。しかし、ちょっとしたコツを掴むことで、うまくいく可能性を高めることはできます。

   そのコツを掴むのにいい手段のひとつに「自分が面接官になってみる」ということがあります。

   私は、受講生にカンボジアでカレー屋を起業体験してもらう起業体験プログラム「サムライカレープロジェクト」を運営しています。このカレー屋体験の中には、人材採用も入っています。カレー屋をやるにあたって、カンボジア人のウェイトレスを雇った方がいいと決まったときに、どんな人材が欲しいかを話し合いました。

・日本人のお客さんが多いので、日本語が話せる方がいい
・店内が明るくなるので、若い女の子がいい(当時、受講生は全員男性)

   では、日本語が話せる若い女の子はどこにいるのかということを考え、日本語学科があるプノンペン市内の大学の名前が上がりました。そして、ここでビラまきをしてアルバイトを募集することにしました。

   そうすると、数人の大学生がサムライカレーのお店に面接を受けに来てくれました。

   彼らを面接するのはもちろん受講生。しかも、就職活動前の大学生です。

   事前に決めた採用基準は二つ。

「(1)日本語が上手く喋れること」「(2)すぐに辞めなさそうな人」

   (1)に関しては、話をしてみたらすぐにわかります。(2)に関してどうするかが問題です。

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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