ワタミの過労自殺訴訟が和解 これで「ブラック企業」批判は緩まる?

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   ワタミグループの居酒屋「和民」で働いていた森美菜さん(当時26)を過労自殺で失った両親が、ワタミや、創業者で参院議員の渡辺美樹氏らに損害賠償を求めていた訴訟は2015年12月8日、東京地裁で和解が成立した。

謝罪し約1億3000万円を支払う

ホームページで「和解成立のお知らせ」を載せたワタミ
ホームページで「和解成立のお知らせ」を載せたワタミ

   原告側によると、渡辺氏らが法的責任を認めて謝罪し、約1億3000万円を支払う。また、ワタミと渡辺氏のホームページに1年間、和解条項の内容を掲載することや、一部の社員に未払いの賃金を支払うことなども盛り込まれた。裁判所には渡辺氏らが出廷し、遺族に対して謝罪したという。

   原告側代理人の玉木一成弁護士は「通常の倍額で『懲罰的要素』が考慮された」と指摘している。今回の和解内容が、長時間労働の多いサービス業などで労働環境の改善につながるよう期待を寄せた。

   ワタミはホームページで、「労務訴訟に関する和解成立のお知らせ」を発表。「現在、当社におきましては、労働環境の改善に鋭意取り組んでおり、同様の事案の再発防止に努めております。なお、和解内容につきましては後日、当社ホームページ上にて公表の予定ですので、そちらをご覧いただけますと幸いです」とコメントした。

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