なぜ秋にニセコ? 11年ぶり5連休で楽しむ“冬じゃないニセコ”、ジャズに熱気球&ラフティング
11年ぶりの5連休となる今年のシルバーウィーク。残暑を避け、涼しい地域で休暇を過ごす「クールケーション」への関心も高まるなか、秋旅の行き先にも変化が出てきそうだ。そこで選択肢のひとつとして浮かぶのが、冬のスキーリゾートとして知られる北海道・ニセコ。雪の季節にはまだ早い9月だが、現地を見てみると、ジャズに熱気球、ラフティング、自然体験、北海道の味覚まで、“冬ではないニセコ”を楽しむ環境が幅広くそろっている。

世界有数のパウダースノーで知られ、冬には世界各地から人が訪れるニセコ。一方、4月から11月はグリーンシーズンとなり、羊蹄山などの自然を舞台にしたアウトドアやゴルフ、温泉など、雪のない時期ならではの過ごし方がある。
では、秋のニセコで何ができるのか。今年のシルバーウィークには、地上30メートルから羊蹄山と秋色に染まり始めるニセコ盆地を望む「熱気球係留フライト」を実施。土日祝の早朝に加え、9月19日から22日までの4日間は夕方にもフライトが予定されている。

川に目を向ければ、尻別川を下るリバーラフティングや、トラウトやサーモンを狙うフライフィッシングも。自然体験グラウンド「ピュア」には、ワイヤーレールを滑車で駆け抜ける「レールスライダー」、樹上を巡るツリートレッキング、高さ7メートル・10メートルから飛び降りる「クイックジャンプ」などがあり、総延長1.4キロのジップラインツアーも用意されている。



シルバーウィークの中日となる9月20日には、音楽も加わる。複合商業エリア「ニセコ世(NISEKO-YO)」の屋外スクエアで「Niseko Village Autumn Jazz -秋の音-」が開催され、北海道各地から集まるジャズバンドが生演奏を披露。午後0時30分から同6時30分までを予定し、観覧は無料となっている。

食の選択肢には、北海道産黒毛和牛や真狩産ハーブ豚、海の幸、旬の野菜など北海道の食材を使った料理も。ジャズイベントの会場でも、北海道の旬のグルメや地元ニセコで醸造されたクラフトビールなどが提供される予定だ。
さらに、ニセコビレッジ内にはホテルだけでなく、タウンハウスや全室キッチン付きのレジデンスなど複数タイプの宿泊施設があり、天然温泉を備えた施設もある。アウトドアを中心に動き回る旅から、食や温泉を楽しみながら滞在する旅まで、過ごし方を組み立てられる。


スキーシーズンの印象が強いニセコだが、こうして見てみると、雪のない季節にも「遊ぶ」「聴く」「食べる」「泊まる」の選択肢は少なくない。残暑が続く都市部を離れ、ひと足早い秋を過ごす――。11年ぶりの5連休を前に、“冬じゃないニセコ”も秋旅の選択肢のひとつとなりそうだ。