2024年 4月 26日 (金)

「カズさんより先にやめたくない」
37歳稲本潤一、ケガから不屈の復帰トレ

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   【スポメディア・ウォッチ】

   平均引退年齢は25~26歳。トッププレーヤーでも30歳を過ぎると引退後を模索し始めるとされるサッカー界にあって、50歳で現役を続ける三浦知良(横浜FC)は世界的にも異例中の異例の存在だ。

   そんなカズに対し、コンサドーレ札幌の稲本潤一(37)が密かな闘志を燃やしている。2017年2月12日付「web スポルティーバ」は、キャンプに臨む稲本の姿を伝えた。

  • コンサドーレ札幌で3季目を迎える稲本(画像はクラブ公式サイトのスクリーンショット)
    コンサドーレ札幌で3季目を迎える稲本(画像はクラブ公式サイトのスクリーンショット)
  • コンサドーレ札幌で3季目を迎える稲本(画像はクラブ公式サイトのスクリーンショット)

右ひざ前十字靭帯断裂の重傷も「復帰に向けた最終段階」

   若くして注目を集め、22歳で迎えた2002年FIFAワールドカップ(W杯)日韓大会では主力として2ゴールをあげ、日本代表初の決勝トーナメント進出に大きく貢献した稲本。イングランド・プレミアリーグやドイツ・ブンデスリーガなど欧州主要リーグを渡り歩き、30歳だった2010年に川崎フロンターレでJリーグに復帰する。

   しかし、15年にJ2・コンサドーレ札幌に移籍すると、試練が襲う。16年6月の試合で右ひざ前十字靭帯断裂の重傷を負った。この時36歳の稲本、いつ引退を決断しても不思議ではなかった状況だが、8か月間の治療を経て、17年の沖縄キャンプに間に合わせた。スポルティーバによると、まだ完治はしておらず「別メニューでの調整」ながら、「復帰に向けた最終段階」に入っている。

   50歳でJ2・横浜FCのフォワードとして今季に臨むカズの話を向けられた稲本は「フィジカルや技術をキープしていくのは見習うべきところ。もちろん自分もそこまでやりたいし、少なくともカズさんより先にやめたくはない。そこは間違いないです」と明言したという。

   札幌は今季5年ぶりにJ1を戦う。チームメートのMF前寛之は稲本について「あまり自分から多くを語るほうではないと思うけど、プレーでチームにメリハリをつけてくれます」。「キング」の威光衰えないカズ同様、ベテランとしてチームで果たせる役割は山ほどありそうだ。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中
カス丸

ジェイキャストのマスコットキャラクター

情報を活かす・問題を解き明かす・読者を動かすの3つの「かす」が由来。企業のPRやニュースの取材・編集を行っている。出張取材依頼、大歓迎!