音声・映像著作権侵害に記録的打撃:最大規模の違法IPTVネットワークの一つに刑事有罪判決、計4300万ユーロ以上の損害賠償と罰金
記事配信日:
2026/04/23 14:54 提供元:共同通信PRワイヤー

*この犯罪ネットワークは、IPTVStackやRapidIPTVなど3大陸にまたがる200万人以上のユーザーと数千のチャンネルを抱え、最大1700万ユーロの収益を上げていた
【マドリード2026年4月23日LALIGA=共同通信JBN】スペイン全国管区裁判所刑事部は、最大規模の違法IPTVネットワークの一つに市場および消費者に対する犯罪、知的財産権侵害、資金洗浄の罪で判決を下し、知的財産権侵害事件としてはスペイン史上最高額級の賠償を命じました。
本件の捜査は、Nagravisionによる最初の告訴を受けて数年前に開始されましたが、ラ・リーガ(LALIGA)による告訴とそれに続く訴状の追加提出により、事実確認のための決定的な購入証拠が提供され、進展しました。その後、Movistar Plus+、Mediapro、Egedaなど複数の企業が告訴人として訴訟に参加し、最終的には被告側が検察庁およびその他告訴人らによる共同告訴を受け入れることで、本件は解決に至りました。
捜査は、主に国家警察総局のサイバー犯罪対策本部と特殊・暴力犯罪対策本部(UDEV)知的財産グループによって行われ、国際的な連携については欧州警察機関(ユーロポール)と欧州検察機関(ユーロジャスト)の支援を受けました。
判決は、被害を受けた企業への賠償金として1200万ユーロ、資金洗浄に対する罰金として3000万ユーロ以上を命じました。「イラン人ダッシュ」として知られる人物が率いるこのネットワークは、rapidiptv.com、rapidiptv.net、iptvstack.comなどのサイトを通じて運営され、3大陸の13カ国に分散設置されたサーバーからラ・リーガのコンテンツを含むサッカー中継、映画、ドラマを200万人以上に違法配信していました。
同組織は資金を洗浄するため、決済ゲートウエー、仮想通貨取引所、ペーパーカンパニー、偽造請求書を利用していました。突き止められた取引には、イランでの住宅建設、バルセロナにおける170万ユーロ相当の不動産購入、40万ユーロ相当の高級車2台の購入などが含まれていました。合意には、押収された全ての資産、資金の没収とドメインの永久閉鎖が盛り込まれています。
ラ・リーガのハビエル・テバス(Javier Tebas)会長は「音声・映像不正は、欧州経済の基盤産業であるスポーツの生中継の存続を脅かす災厄です。われわれは、この模範的な制裁措置を誇りに思います。これは、著作権侵害に対しあらゆるレベルで、とりわけその背後にいる組織やマフィアに対して断固として立ち向かわなければならないことを示しています」と語っています。
今回の結果は、ラ・リーガのグローバルな著作権侵害対策戦略の有効性を証明するもので、2024/25シーズンにはスペイン国内における海賊版の利用を60%削減することに成功しました。この一連の取り組みには、厳格な司法措置や国家治安維持部隊との共同作戦だけでなく、教育、制度的措置、テクノロジーといったそれ以外の柱も包まれています。
▽ラ・リーガについて:
ラ・リーガは、世界最大のサッカー・エコシステムです。ラ・リーガ EA SPORTSに所属する20のスポーツ株式会社(SAD)およびクラブと、ラ・リーガ HYPERMOTIONに所属する22のクラブで構成される民間のスポーツ協会で、スペインにおけるプロサッカー大会の運営を担っています。ラ・リーガは、ソーシャルメディア上で16のプラットフォームと20の言語を通じて、世界中に2億5800万人以上のフォロワーを擁しています。スペインのマドリードに本部を置き、どのスポーツ団体よりも広範な国際ネットワークを有し、8つのオフィスを通じて35カ国に展開しています。また、協会の財団であるFUNDACION ラ・リーガを通じて社会貢献活動を行っており、プロサッカーリーグとしては世界で初めて、知的障がいのあるサッカー競技者のためのリーグ「ラ・リーガ GENUINE Moeve」を創設しました。
ソース:LALIGA
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