2024年 4月 26日 (金)

朝青龍帰国?「認める派」65人「認めない派」35人

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   横綱朝青龍の成り行きが、どうもすっきりしない。このままいくと、よってたかって横綱をつぶしてしまうのではないかと心配になる。

朝青龍にきちっと言える人がいない

   朝青龍はきのう、協会指定の医師の診察を受けたが、その診断結果は「急性ストレス状態」。その前の知り合いの医師の診断が「抑うつ状態」、その前の主治医が「神経衰弱」。どれも、「放置すればうつ病になる危険」を指摘しているのだが、話がすぐ「モンゴルへ帰る」になってしまうのは、半分はせっかちなメディアのせいだろう。

   高砂親方は昨日8月7日の会見で「安心した」と言ったという。その心は「帰国させなくていい」ということらしい。協会の出した「謹慎」を守れるかどうかだけが関心なのだ。一方で「こうなる前に会いに行けばよかった」ともいった。問題はむしろ、そこだろう。

   また「モンゴルに帰る」より前に、家族を呼ぶという発想はだれも持っていないらしい。マンション周辺から報道陣が引き揚げることだってできるはず。とにかく、暗い部屋に閉じこもって音を消したテレビをみている、問いかけにも答えない、目はうつろ――医者ならずとも、病気であるのは明らかだと思うのだが。

   高砂親方は2通の診断書をもって、北の湖理事長に会うのだという。それも、今日は理事長が休みなので明日、というような調子だ。どうも危機感が感じられない。レポーターの横野レイコも「議論の結果では、帰国になることも」とばかり。刻一刻、横綱がうつ病に近づいている、「そうなったらすべて終わり」という危機感が感じられない。

   小倉智昭が「モンゴルに帰っていいよ、ということは、もう横綱辞めていいよということだよね」と聞けば、横野は「そうだし、もう一回処分を考え直さないといけない」と、やっぱり処分と病気の区別がついていない。

   「とくダネ!」は、この問題で街の声を聞いた。新橋と渋谷で男女100人。まあ、いろいろ積極的に答えたが、結果は、帰国を認める65人、認めない35人。また、番記者13人に聞いたら、12人が「協会は認めないだろう」、「認める」としている1人も心は「辞めてもらっていい」だったと。前田忠明も「もっと厳しくすべき」

   デーブ・スペクターはさらにきびしい。「自業自得の結果、ストレスとか落ち込んでるのは当たり前。それがうつ病だなんて、本当のうつ病の人に失礼だ」「巡業だって、浴衣着ているだけで参加できる。日本のこと、あまり好きじゃないという感じ」

   「朝青龍にきちっとものを言える人がいないということ。親方ですらそうなんですから」と小倉。問題の本当の根はそこだろう。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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