2024年 4月 27日 (土)

船頭多すぎてどこに上るか第3極!バラバラのまま「解散・総選挙」へ

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   年内の解散・総選挙にほぼ固まりつつあるなかで、第三極を目指す新党の動きも活発になってきた。中核となりそうな石原前都知事と「たちあがれ日本」の新党結成、橋下徹代表(大阪市長)の「日本維新の会」、そして東京高裁で無罪判決が出た小沢一郎代表の「国民の生活が第一」は、選挙協力を模索するが、急場の合従連衡はうまく運ばず、大同団結にはほど遠いいようだ。

「原発」「TPP」「消費税増税」で180度違う政策

   石原新党の党名を発表し、「日本維新の会」は17日(2012年11月)に衆院選の1次公認候補者を発表する。小沢の「生活」は「オリーブの木構想」で地方政党や小政党と協力して結集を模索するという。一応、役者が揃ったものの、第三極としての存在感を発揮できるさらなる合従連衡は可能なのか。

   キーワードは「脱原発」「反TPP」「反消費税増税」の3つだ。脱原発と反消費税増税、反TPPを掲げる「生活」、原発再稼働容認の「石原新党」、TPP大賛成の「日本維新の会」や「みんなの党」と政策はバラバラである。

   与良正男(毎日新聞論説委員)「バラバラを承知で何とか結び付けようとしているわけですが、郵政民営化の時には政策本位で判断した反省もある。今度は人をどう見極めるかが必要でしょう」

   ○○チルドレン、××ガールズの製造はもうやめにしようというわけだ。こう政策がバラついていては判断に窮するが、候補者の質を重視する意見には賛同する。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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