2024年 3月 29日 (金)

削らない抜かない「歯科治療」最新情報!隠れ虫歯発見しレーザーで細菌爆破

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   歯医者だけは苦手という人は多い。歯が削られる時のドリル音が怖いというのだ。しかし、いまは「削るから殺菌へ」と歯科治療も大きく変わった。石原良純(タレント)が東京医科歯科大学の田上順次教授を訪ねた。

   石原「人間の歯はどのくらいもつものですか」

   田上教授「昔の遺跡などから発見された遺体には歯がちゃんと残っています。歯は永久に残ります」

あのドリルの怖い音も麻酔注射もなし

   永久に残るはずの歯がなくなるのは、虫歯や歯周病にかかるからだ。虫歯菌は糖分を栄養にして酸を出して歯を溶かし、歯周病菌は毒素を出して歯茎に炎症を起こして歯を支えている骨を溶かす。これまでは、歯に穴があいてしまうまで虫歯の発見は難しかったが、最近は「虫歯診断システムOCTを使えば、虫歯の初期の段階から発見できるようになりました」と田上教授は説明する。どんなものなのか。

「レーザー光の反射を利用して、歯の断面を画像化します。虫歯になっている部分があると白く映り、隠れ虫歯も発見できます」

   検査方法とともに治療法も進歩している。最新の治療法に「エルビウム・ヤグ・レーザー」というのがある。特殊なレーザー光で虫歯菌を爆発させ、殺菌する。「従来のドリル音は一切なく、麻酔注射も使わず患部を殺菌することで治療します」(田上教授)

   コメンテーターの前田典子(モデル)「ドリル音が聞こえないのは画期的ですよね。私はドリル音を聞いただけで全身が強張ってしまいますから」

   石原「口の中には多数の細菌が潜んでいるそうです。放置すれば虫歯菌や歯周病菌が歯茎の血管から入り込み、時には脳卒中や脳梗塞などの高血圧症を引き起こすこともあるそうです」

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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