軽井沢「スキーバス転落」立木に激突!「く」の字にひしゃげ屋根ペシャンコ

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   番組冒頭からヘリコプターからの中継放送だった。バスが対向車線を突っ切って道路を飛び出し、くぼみの雑木林の中に横倒しになっている。樹木で屋根は潰れ、車体はくの字になっている。「モーニングショー」放送中の情報では、3人が死亡し11人が心肺停止だという(その後14人死亡と確認)。

14人死亡!乗客は10代、20代

   事故が起きたのは15日(2016年1月)午前2時頃。長野県軽井沢町の碓氷バイパスで、長野県のスキー場へ向かうスキーツアーのバスが道路脇に転落した。東京・渋谷区の旅行社「キースツアー」が募集したスキー客で満席で、運転手、添乗員を含め41人が乗っていた。

居眠り?

   このスキーツアーは格安が売りで、旅行社の話では、客は18歳から20代がほとんどだ。14日夜に東京を発って長野県の北志賀高原に向かっていた。

   現場は、碓氷バイパスが群馬県から長野県へ入ったところで、バスからは下り坂のゆるい左カーブに差し掛かっていた。道路上にはブレーキ痕とみられる黒い筋が1本だけ、カーブを曲がらずに真っ直ぐにガードレールに向かっていた。積雪や凍結はなかったという。

   このヘリの中継レポーターがお粗末だった。「現場検証が始まっています」といったあとは沈黙。たまりかねて司会の羽鳥慎一が「救助活動は?」「私が到着した時は救急車はありませんでした」でまた沈黙。「天候は?」「晴れてます。雪が少ないという印象です」と要領を得ない。羽鳥が「スピード落とせという標識がありましたね」と話を振っても、「どこでしょうか。確認できません」

東京消防庁OB「相当なスピード」「ハンドル切ってない」

   映像で見る限り、バスの向きと地形から、バスはくぼみに突っ込むと同時に屋根から立木にぶち当たっている。シートベルトをしていなければ、乗客はみな衝撃で前方と屋根に叩きつけられたはずだ。死傷者が多かったのもうなづける状況である。映像を見た東京消防庁のOBは「相当なスピード」「ハンドルを切ってない」と、即座に読んでいた。

   羽鳥「もしかしたら居眠りの可能性も」

   直前の大きなカーブはちゃんと通っているのだから、その可能性は高い。

   頭にけがをした20歳の男性の証言があった。寝ていたが、いきなり揺れて放り出されて気を失った。気がつくと、他人と絡み合うようになっていて動けなかったという。別の証言も合わせると、車内で動ける人はほとんどいなかったらしい。助けが来るまでの10~20分の間、車内では「助けて」という声が上がっていたそうだ。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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